今日は6時過ぎから夫と一緒に足利に向かいました。
東京スカイツリーのライトアップは白でした。
スカイツリーのライトアップはその空襲で亡くなった10万人と言われる人々を鎮魂するための白だそうです。
それで思い出すのは母の言っていたことです。
歯科医の長女だった母が歯科学校の入学手続きに父親と東京に出てきたのが3月10日ごろ、鶴見の親戚の家に泊まり、翌日電車で東京に戻ったときは神田辺りから全てが焼け野原。
東武浅草駅は溢れかえる人人。父親(私の祖父)は一人分の切符が買えたことと仕事があるので、足利に帰り、母はまた親戚の家に戻ったそうです。
鶴見の駅で降りて母が道を歩いていると、飛行機の音が聞こて、あっと思う間もなく、ダダダダッと機銃掃射!
「女学生が一人で歩いていたのを見つけ、いい標的になった」と母が話していました。
間一髪で助かった母でした。
戦争は恐ろしいです
機銃掃射をした兵隊は自国に帰れば普通の優しい人だったと思います。
日本には、世界に誇る憲法九条があります。
この条文がノーベル賞にならないかと毎年期待しています。