お墓参りで撮った写真を直ぐに母の携帯に送りました。


母は糖尿病の併発症で足が浮腫み、

平らなところでも、まともに歩けません。


実家のお墓はお寺の墓地の一番高いところにあり、

そこへ行く階段には手すりもありません。


お墓参りに一緒に行くときには坂道を歩かないで、

境内の駐車場で待っていることもありました。


今回も「一緒に行く」と聞いたのですが、

家で待っているとのことでした。


家に帰って「メールの写真、見た?」と私。


「見たよ!ありがとう!」と母。


「面白かったでしょう!」と私。


「何が?いつもと同じだよ」と母。


「何か写っていたでしょ?」と私。


もう一度、携帯を見る母。


お墓の後ろの壁に写った影を見つけて、

母がケラケラ ケラケラ笑ったこと。


私たち夫婦が仲良く並んでいる影が可愛く写っています。


笑った母の顔がとても可愛らしかった。


今日のココリネコ


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