眠べえのお陰で、夫はいびきもなく、
横向き寝で、今日もスヤスヤ
ヒツジ



長男は、中学3年(1992年)の夏、父さまの転勤に伴い、英国に渡った。渡英直前までの1年、長男はボーイスカウトの班長だった。


毎年9月に、オーバーナイトの行事があった。

この行事は夜9時に越谷から電車で30km以上離れた南栗橋へ移動し、夜を徹して歩いて地元越谷まで戻ってくるというもの。


班長になりたての91年の9月、オーバーナイトの前日になって班の一員から電話があった。
「次の日運動会があるので、参加をやめることにしました」と。
そばで、電話を聞いていた私、
「運動会開始までには帰れるし、意気地がない!今になって参加をやめるなんて!何度も班集会を開いて役割も決まっているのに!」


長男は言った。
「あいつは気力はあるが、体力が伴わない。止めたいと言うには、よっぽどのことなのだよ、止めさせてあげなければ、お母さん」


彼のことをよく見ていて、以前から考えていたんだ、、、。
このときから、私は息子を同じ大人として認めることに決めた。


長男の班は一番でゴールに戻ってきた。



その彼が丁度1年後に英国に行き、知り合いが一人もいないボーディングスクールに入ることになり、その初日に一人残され、夕食までの時間に
「僕、それまで何していたらいいの、、、」という不安げな発言。


息子よ、異郷でも頑張れ。ボーイスカウトで鍛えられたあなたなら頑張れるドキドキ

と、心で彼を励ましながらロンドンまで泣きながら帰った私。



無呼吸症対策に横向き寝の「眠べえ」
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