眠べえのお陰で夫はいびきも無く、
横向き寝で、今日もスヤスヤ
4番目の子ども(次女)が1才を過ぎたとき、越谷の公民館で「家庭指圧」の募集があるのを広報で見つけた。
私は異常なくらいの肩こり、前から指圧には興味があった。
娘がまだ赤ちゃんなので、教室に通うのも連れて行かねばならず、夫に相談したところ、夫は自分にやってもらえると期待して「是非行ってくれ」と。
指圧の先生は60前後のがっしりした体型で、いかにも包容力がありそうな女性。
「君の手は暖かい。指圧に向いている」と当時有名だった浪越徳次郎先生から褒められたそうだ。
「指圧は、させて頂く心と、して頂く心が一つになると効果が現れます」というのが、その先生の教え。
指圧は指で押すのではなく、体重で圧す。
指は自分の体重を乗せるポイントなのだと知った。
親指はなるべく大きなポイントとなるように、指を立てないで、寝かせ、ジワ~ッと心を伝えるように圧す。
公民館の教室は半年で終了。
先生にお願いして、教室の生徒を中心に地域の指圧クラブを作った。
毎週1回、7年目でロンドンに転勤になるまで通い続けた。
習い始めは夫が実験台。
親指は倍近くに膨れ上がり、だんだん力を抜きながら圧すことを覚えた。
子どもが咳をしたり、足が痛いと言ったときに指圧をしてみると効果があった。その後は、子どもが何か調子が悪いことがあるたびに、指圧をしてもらいたくて、すぐに私の側にくるようになった。
私は指圧がうまくなったのだ。
もともと、わが家はハグハグ・ベタベタでしたが、ますますハグハグ・ベタベタになったような気がする。
指圧は親子のふれ合いの役に立つ!
夫からは、「上手になったらちっとも指圧をしてくれない」と、文句を言われたが、ロンドン駐在のときは、夫の上司や先輩に指圧をしてあげ、プロ並みと高く評価された。
指圧はお勧め
無呼吸症対策には横向き寝の「眠べえ」