眠べえのお陰で夫はいびきも無く、横向き寝で今日もスヤスヤ
娘は京都府宇治市の高校に通っていた。
私たちの家は奈良県生駒市にあった。
生徒は京都・大阪・奈良から集まっている。
娘は関東の生まれ、小学校2年から7年間英国で育つ。
私たち夫婦も東京育ち。
関西弁はまったくじゃべれない。
娘が2年生になったとき、なにげなしに「関西弁できるの?」
と聞いてみたところ、意外な返事が返ってきた。
「お母さん、うちの高校では京都弁・大阪弁・奈良弁がとびかって、
お母さんは何が何だか分からないと思うよ!」とのこと。
関西で暮らしてみて分かったことは、京都・大阪・奈良が距離的に
近いこと。どこでも一時間圏内で行ける。
それにもかかわらず京都・大阪・奈良の人々はそれぞれ
その土地の言葉を大事にして使っている。
それぞれが自己主張していている。
東京・横浜・船橋の距離の感覚だが,関東では言葉で地域の
自己主張はしない。
東京に住んでいる人は、根っからの東京人が少ないからか?
自己主張が足りないからか?
関西は土着民(失礼!)がほとんど。
娘によると、「県民」と言う言葉があるそうだ。
大阪府民・京都府民に挟まれた、奈良県民をさす言葉。
県民でも府民でも問題なし
同じ日本に住んでいて、同じ地球に住んでいて、
みんなで仲良く暮らすのが一番
娘の高校時代の友達は今でもなかよし
横向き寝は眠べえ