こんにちは、Naoyaです。
「コミュニケーション力を上げましょう」
みたいなことを言われると、
人に伝える能力や話す技術をどうにかしなくちゃと、
考えがちな人が多いかと思いますが、
聞くこともコミュニケーションです。
聞くこととは、受け取ることです。
人の話を落ち着いて聞くことが
しっかりとできないと、
健全なコミュニケーションは成立しません。
いくら喋りが上手でも人の話を聞けない人は、
コミュニケーション力があるとは言わないと思います。
それは単なる喋り上手、口達者です。
聞くことは受け取ることで、
女性性と解釈できます。
伝える、話すということが男性性です。
つまり、最近僕がよくいうところの
女性性を優位にするという意味です。
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聞く力を養うことって人から習ったり、
学んだりするものでもないと思ってます。
聞く力を養いたいのであれば、
*相手が話しているときに口を挟まず、
最後まで落ち着いて聞く。
*相手にきちんと耳(心)を傾けている姿勢を示す。
適度に相槌を打つなどしつつ。
*必要なことを聞き出すため、端的な質問を投げかける。
*相手が何を求めて何を伝えようとしているのかを、
丁寧に拾い上げて要点をまとめていく。
以上の要点を意識して注意するだけです。
あとは実際にどんどん人とやり取りしながら、
自分で聞く力を養っていくものだと思っています。
その場での実践が一番です。
自分が伝える側、言う側ではなく、
聞く側なんだという意識や心のゆとりが大切です。
ついつい途中で口を挟みたくなっても、
相手の言い分を最後まで聞く。
そして論点や要点をつかんで、まとめ上げるのです。
あと、よくありがちなのが、
相手が話しているところに前のめりで被せるように
相槌を何度も何度も打つ人がいますが、
あれはかなり圧迫感を与えるのでNGです。
ちゃんとゆったりと呼吸してください。
…なーんて言ってる僕はかつて、
とにかく人の話が聞けないタイプでした。
人が話している途中でも割り込むようにして、
自分の話を被せて話す最悪な人間でした。
今よりかなり早口で、
相手の話を聞きながら前のめりに
何度も相槌をする感じだったのです。
そんな僕が変わったきっかけは、
かつて友達から言われた
「お前と話してると息が詰まる」
という直球なひと言でした。
そう指摘されたときはかなりムッとしましたが、
図星だなと自分自身を認めてから、
人の話は最後まで落ち着いて聞くことを心がけました。
途中で言いたいことがあったとしても、
ゆったりと呼吸して頭の片隅に置いておき、
とにかく話している相手に全身全霊を傾ける。
すると、話の途中で口を挟んで伝えたかったことが、
より整理されてブラッシュアップされて、
簡潔にまとまっていくことが実感できました。
それ以来、前のめりな相槌も、
途中で口を挟むことも一切なくなって、
今の自分のコミュニケーションの
スタイルになっていきました。
あんな最悪な自分が個人セッションで、
人さまのお話を聞く仕事に就くだなんて、
まさかという感じです。
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最近、女友達とも話していて、
よく話題に出ているのが、
おっさんのコミュニケーションについてです。
おっさんと言っても、
僕より年下の男性もいますが、
自分の話しかしないおっさんを
目にすることがたびたびあります。
もちろん、おっさん的な世代でも、
相手の話をしっかりと聞く人もいますし、
女性でも、自分の話ばかりする人もいるので、
一概におっさんと言い切ってしまうのも
どうかなぁとも思うのです。
でも、この傾向は総体的に
おっさんにかなり多く見られると、
周りの女友達とも意見が一致しているので、
あえておっさんと言い切らせていただきます。
では、ここで言うところの
おっさんのコミュニケーションとは、
どういうものなのか?
たとえば、相手が何かを話したとき、
おっさんは相手の話を一応聞いてはいますが、
自分の自慢を含ませた経験や知識の披露を、
すぐにそこに覆い被せます。
特に話している相手が、
そのおっさんより年下(男女問わず)だとか、
部下や後輩のような立場だとか、
あるいは女性に対してだと、
そういう傾向が強いように思えます。
逆を言えば、
自分より権力がある人や上の立場の人に対しては、
絶対にそんなことはしません。
俺の方がもっと凄いんだゼ。
俺の方がもっと知ってるんだゼ。
俺の方がもっと知識あるんだゼ。
俺の方がもっと経験積んでるんだゼ。
…みたいな具合の自分の話題で、
相手の話なんて聞いてるようで聞いてなくて、
まるで自分の話をぶち込むタイミングを待ち、
自分が主導権を一気に握ろうとするかのような、
そんなコミュニケーションをするのが
おっさんにはとても多い。
おっさん本人には、
そんなつもりはないのかもしれません。
でも、無意識のうちに、
俺のがお前よりも上なんだゼ。
というひけらかしや自慢が、
全面的に漏れまくって漂っているのです。
僕もそういうおっさんに遭遇したことがありますし、
周りの女性も同じような目に遭ったことがあるそう。
おっさんはそれを、
コミュニケーションだと思い込んでいるのです。
いや、それ、コミュニケーションじゃねーから!
ただの一方的な自慢話の押しつけだろって感じです。
というあの歌のフレーズが脳裏に浮かびます。
注)横山剣さんやCKBを悪く言ってるわけではありません。横山剣さんもCKBも大好きです。
話す側の快楽、聞く側の迷惑。
お酒が入って楽しくなっちゃうと、
話しているうちに我を忘れて…なんてことも、
あるかもしれませんよね。
本当に気をつけたいところです。
コミュニケーションとは、
伝える、話すことだけでなく聞くことも大事。
その両極のバランスがきちんと取れてこそ、
初めてそこでコミュニケーションは成立するものだと、
最近つくづく実感しています。

