こんにちは、Naoyaです。
言葉で表現しなくてはいけないとき、
インスピレーションを掻き立てるために、
触媒を使ってみるのはいいと思います。
触媒【しょくばい】
化学反応の際に、それ自身は変化せず、
他の物質の反応速度に影響する働きをする物質。
ここでいう触媒とはつまり、
インスピレーションのトリガー(引き金)や
きっかけになるものということです。
僕にとってのマナカードは、
まさにこの触媒みたいな役割も果たしています。
自分の中から言葉を引き出すための
最強のきっかけです。
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昨日、クリエイターの友達と
作詞について話していて、
作詞の難しさやテクニックみたいなものを
しばし談義しました。
僕はかつてほんの少しだけ、
作詞の仕事に携わったことがあったので、
自分なりのやり方や経験談なんかを伝えましたが、
曲先(曲に歌詞を乗せていく方法)だと、
そのメロディ自体が触媒みたいなものなんです。
デモテープを何回も繰り返し聴いて、
メロディを空で歌えるくらいに叩き込んで、
そのメロディをずっと口ずさんでいると触発されて、
メロディに心地よくフィットした言葉が
出てくることを体験しました。
あるときは、
フランスの好きなアーティストの
歌詞やタイトルからインスパイアされつつ、
言葉を紡いだこともあります。
またあるときは、
俳句の季語の本や辞書を流し読みしているうちに、
イメージが膨らんででき上がっていくこともありました。
松任谷由実さんが「フォーカス」という曲をつくるとき、
ルパート・ホルムズ「Him」のリズムや
サウンドのテイストをモチーフにしつつ、
歌詞はルパートの「Nearsighted」(近眼という意味)の
歌詞にインスパイアされたというエピソードを先日知り、
ヴェールに包まれた創作のプロセスを垣間見ました。
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「Him」と「Nearsighted」が収録されてる名盤。
ルパートの曲にインスパイアされつつも、
それをしっかりと化した上で、
完全にオリジナリティを生み出すユーミンは
さすがだなぁと思います。
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言語化や表現のことについて、
ここ最近いろいろとお伝えしていますが、
さまざまな人の言葉に触れたり、
触媒にインスパイアされたりしつつ、
自らもアウトプット(表現)していく勇気が必要です。
言葉とは自分の考えや思いを伝えるための
大切なツールです。
間違いを恐れずに、
どんどん表現してください。
コミュニケーションを豊かにしてみてください。
インプットとアウトプットのバランスを。
頭でこねくり回して言葉を考え出すよりも、
ふと思い浮かんだ漠然としたものを
そのまま言葉にしてみてください。
言語化のプロセスを「体感」していただきたいと
考えているところです。
自分の中にあるつかみどころのない思いや考えを、
どうやってわかりやすく言語化するのか。
その難しさやちょっとした苦戦、
時に失敗してしまうことも、
表現力を向上させる上では必要な過程です。


