巡礼の旅の3日目。天川で朝を迎えました。
宿の目の前にある天河弁財天社の朝拝に参加させていただきました。
夜はお天気が崩れていたため、
天川の美しい星空を見ることはできませんでしたが、
夜の雨のおかげで空気が洗われて清々しかったです。
この日は人が少なく、朝拝は僕と山伏さんでの貸切状態。
とても贅沢なひとときでした。
意外と標高があるため、朝は肌寒かったです。
実は天気予報では大峰山登拝の日もこの日も雨だったのですが、
見事に雨の予報をすっ飛ばすことができました。
朝拝が終わった後、禊殿にも参拝して玉置神社へと向かいました。
呼ばれた人しか行けない神社。
前に行けたから必ずまた行けるとも限らないので、
無事に辿り着けることを祈りながら向かいました。
雨のせいで、玉置神社はとても霧深かったです。
無事に到着。3回目の参拝。今回も呼んでいただけました。
シャクナゲがちょうど咲き始めていました。
境内の石碑に大峯奥駈道の文字。
大峯奥駈道を巡っていることを改めて実感しました。
本殿をお参りした後、山中にある玉石社へお参りをして、
玉置山の頂上を目指しました。
熊が出没するし、マムシもいるらしいので、
ちょっとビクビクしながらの山歩き。
山中には鳥居が何本もあります。
くぐり抜けるたび空気感が変わっていく。
まるで結界のミルフィーユみたい。
玉置山の頂上に着きました。霧が濃くなったり晴れたりの繰り返し。
目の前の風景が、刻一刻と変化していきました。
去年は満開だったシャクナゲの森も、今年はこれからという感じ。
そのシャクナゲの森を抜けて、さらに山の中へ。森を歩きました。
夢なのか現実なのか、この世なのかあの世なのかわからなくなる。
延々と続く森の中を歩いていると、そんな感じになります。
熊の爪痕が残った木があり、ちょっと緊張感が走りました。
山伏さんの腰では鈴が常に鳴り、
歩きながら法螺貝を時折吹き鳴らしています。
熊を避けるための対策です。
玉置神社を後にして、熊野本宮大社で参拝しました。
そして、川の中州にある大斎原へ。かつての本宮の跡地です。
跡地ではあるけれど神聖な場所。
…と思いきや、世界遺産に登録される前は、
老人がゲートボールをやったり、
都はるみのコンサートが開かれちゃったりしたんだとか。
神倉神社へ。ここの石段は本当に凄い。
鎌倉積みと言われるそうですが、
岩を無造作に組み上げた急勾配な坂のよう。
不安定な足場が延々と538段続き、上までは10分くらいかかります。
行きにくい構造なのは、
選ばれた人しか寄せ付けない神聖な場所だからなのかもしれません。
最初は怖いと思いますが、慣れれば大丈夫。
神倉神社は聖地として、
速玉大社よりも遥かに古い歴史を持っていると言われています。
速玉大社はすぐ近くなのですが、今回は神倉神社のみにしました。
巨大なゴトビキ岩は熊野権現が最初に降臨した場所とも言われています。
熊野の始まりの場所。
ゴトビキ岩。作業員の方が社殿の塗装を塗り替えていました。
ゴトビキ岩を背にすると、素晴らしい見晴らし。
この日はこれで終了。那智勝浦の宿に宿泊するため移動しました。
巡礼の旅の最終日、4日目は那智の滝から
裏熊野と言われるエリアを巡ります。















