
僕のパーソナル・プロデュースについて、
事例を交えて制作背景を聞いてみたいという声があったので、
ひとつご紹介したいと思います。
ヨガインストラクターのキノシタケイコさんです。
掲載に関してはすべてご本人の了承をいただいています。
Keiko Kinoshita Yoga Website
僕のパーソナル・プロデュースがどんなものなのか。
クリエイティヴな部分だけでなく、
さまざまな背景や手法、僕の思いが、
少しでもおわかりいただけると幸いです。
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1年前の2015年9月にプロデュースの打診をいただき、
今年の3月にウェブサイトをオープンしました。
海外での研修が幾度かあるとのことで、
余裕を持たせて半年後の完成をご希望されていましたが、
ブランクができてしまわぬようにミーティングを分散させつつ、
ブランディングをまとめ上げていきました。
雑談のように堅苦しくないミーティングで、
ケイコさんと意見交換しているうちに
すべてがきちんと固まったので、
実質2週間かからないくらいで一気に制作しました。
ケイコさんのプロデュースでは、
ほとんどすべてを僕が担当しました。
ケイコさんのコンセプト固めやブランディングから始まり、
テキスト制作、ウェブサイトの構成&制作、
ブログの書き方やSNSの指導、
そして写真撮影まで手がけました。
写真撮影は僕がやりたかったわけではなく、
お願いしたかったカメラマンのスケジュール調整が、
難しくなってしまったためです。
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屋号はひねらずに直球にして、
ヨガのポーズの写真をあえて載せないようにしました。
「アサナ(ポーズ)の完成だけを目標にしない、
体と心と感情を統合していくヨガを伝える」
というケイコさんのコンセプトの表現と、
他のヨガインストラクターとの差別化のためです。
モノクロにしたのは、仏像のようなイメージにしたかったから。
だけど、あまりクールになりすぎないように、
ケイコさんの気さくで明るい人柄も伝えたいと思い、
表情豊かに喋っている動きのあるシーンも盛り込みました。
個人でビジネスやプロジェクトをやられている方は、
その方自身が商品になるので、
人柄を見せることはとても大事です。
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ケイコさんは日本でとても有名なヨガスタジオで
指導を毎朝されていましたが、
10年目を迎えたタイミングで独り立ちの決断をしました。
それまでのケイコさんは、
自分のウェブサイトを持つことや写真を載せること、
ブログで自分の思いを発信することに対して躊躇していて、
そういうことは一切やっていませんでした。
ですが独り立ちするにあたり、
そこをやらないことには自分の活動が広がっていかない…と、
ご自身でもよくわかっていたそうです。
なので、ケイコさんにとっての一大決意をして、
他の力を借りて克服したいと思い、
僕にプロデュースの依頼をしたのだそうです。
ケイコさんの自分を変えたいという強い意思と、
変えることに対する不安や恐れ。
その双方のメンタルのバランスを無理強いすることなく、
上手く整えていくことが僕の重要な役割でした。
単純にウェブサイトをつくって完了…みたいな
事務的な作業だけでは成立しないことはわかっていたからです。
「あなたはここがダメだから、こうするといい」
そういう感じで進めるコーチングみたいな手法もあるでしょうし、
そういうものの方が手応えを感じて、
効果を生むクライアントさんもいるでしょう。
ですが、ケイコさんご本人は
「そういうやり方だったら挫折していたと思う」
と、おっしゃっていました。
オファーから完成までの半年は、
メンタルの調整期間でもあったとも言えるでしょう。
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人の心はとてもセンシティヴ。
特に変化の過程においてはさらに繊細になっています。
だからこそ、無理やりこじ開けたり、
根性論で進めることは好ましくないので、
僕のプロデュースは一切そういうことはしません。
もちろん、作業を進めなくてはいけないときに、
クライアントさんにお願いすることはありますが、
無理強いをすることは一切しません。
クライアントさんのためにアドヴァイスはしますが、
どうするのかはその方に委ねます。
「今は無理だ」と思うことはやらなくていいし、
「やれる」と思ったときにやればいい。
でも、常に見守らせていただきながら、
サポートが必要なときに言ってもらえれば、
全身全霊でサポートさせていただきたい。
そんなスタンスでプロデュースしています。
それは個人セッションとまったく同じスタンスです。
ただの制作屋さんとは一線を画す、
僕のプロデュースならではの特長だと思います。
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ケイコさんからは全面的にお任せいただきましたが、
それは決して依存というものではなくて、
僕にサポートされつつも、
ケイコさん自身に明確なヴィジョンや、
自力で歩もうとする力強いスタンスがありました。
プロデュースをご依頼くださった方は、
新たにビジネスやプロジェクトを始める方、
あるいは仕切り直して再スタートされる方が多いのですが、
やはりご自身が自力で歩もうとする意思を持つことは、
とても必要なことだと思います。
そうでないと、どんなにいいプロデュースをご提供しても、
その後が上手く回っていきません。
自力で歩もうとする意思がありつつも、
自分ひとりでは無理なときは、
遠慮せずに僕を呼んでいただければ幸いです。

