
ハワイにはナウパカという花がありますが、
ひとつの花を半分に千切ったような
個性的な形をしています。
今日は37番のナウパカ(Naupaka)という
カードのお話をします。
昔、深く愛し合って将来を誓い合った
青年と美少女がいて、
火山の女神ペレが青年にひと目惚れをして、
ふたりを引き裂こうとしたものの、
引き裂くことはできませんでした。
嫉妬に狂ったペレは怒って、
溶岩流を投げつけて、
青年を山に追いつめた後、
美少女を海に追い込んだのですが、
気の毒に思ったペレの妹たちが、
それぞれを植物に変身させました。
それからしばらくして、
ひとつの花を半分に千切ったような
白い花がそれぞれ咲きました。
まるで、片割れをなくしたような形の花。
それがナウパカです。
マナカードにおいて、
ナウパカのカードの意味は別離。
特に、恋愛や人間関係のトピックで、
このカードが出るとドキッとする人は、
意外と少なくないかもしれません。
別れとか断絶とか、
分離することや離婚として、
ナウパカのカードを額面通りに、
どちらかというとネガティヴな意味合いで
捉えてしまいがちだからです。
でも、そうとは限りません。
ナウパカは、
一見半分に見える花ですが、
この形で完全なものなのです。
人は誰でも、
自分が不完全だと思いがちで、
だからこそ、足りないピースを探したり、
何かに頼ったりするのですが、
そんな自分でも、
完全な存在なんだと承認できると
自信が持てて、凛と咲き誇ることができるでしょう。
完璧じゃなさそうなものでも、
ひとつの独立した存在であることに
気づくことが大切であると、
このカードは教えてくれます。
そう考えるとこのカードの解釈を、
ただの「悲しい別れ」とか
「切り離し」と捉えることがなく、
読み方がかなり変わってくると思います。
ハワイ生まれのマナカードと
シャーマンの石で、すっきり心のマッサージ。
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