【あらすじ】
5年間の思い出を語りながら、改めて『30cm』の影に怯えるドン&ガイハ。
もはや『5日』も『3か月』も、たいして変わらないのであった。
外に出ると大雨。
慌てて駅に走り、反対出口へ。
D『ちょっと待った!!』
突然、シャッターの閉まったお店の前で、立ち止まるドンさん。
そして
D『今から撮影会だ!!』
まさかその座り方は!!
懐かしの神降臨!
通路から神々しい光が!!
黄泉の国への扉が開いた!!
ファッキンから覗くファッキン野郎。
その目つきは御徒町のストーカー。
振り返ればやつがいる!
さらに
D『さぁ被るぞ!』
紙袋を取り出し、動画撮影。
G『リアーール!!』
D『ボーーイス!!』
すかっ。
紙袋で前が見えない!
何がおっさんだばかやろう!
おれたちは青春真っ只中だ!!
日本男児なめんな!!!
雨の中、真夜中に家路を急ぐサラリーマンを横目に紙袋で暴れる29歳児。
いつだって街風景に溶け込めないのは、少しばかり目立つ個性のせい。
警備員がうろつき始めたのでショーを辞め、『BAR DANCE』へ。
カクテルを注文し、次回の活動や秋以降のTOURについて展望を打ち合わせ。
BARで騒がなくなったのは大人になったから。
決して体力面で衰えたわけではありません。
足が痛い。
腰が痛い。
ええ。
こじろうもしんみり。
若干毛羽立って見えるのはきっと気のせい。
バーテンダーの視線はその場違いな熊のぬいぐるみをはっきりと捕らえていたのであった。