【あらすじ】
自らの誕生日に、『自分祝い』を強要されたガイハ。
渋谷の街に悲しい『バースデイ』が響き渡るのであった。
一路、恵比寿へ。
本日のお店はドンさんプロデュースの『マジカメンテ』。
店も"間近"に迫った頃、
D『スターライト!!さぁ!』
G『えっ?』
D『七夕だろ!!君の誕生日だろ!さぁ!』
G『スターライト!!』
D『まだまだ!』
G『スターライト!!』
またもバースデー強要。
星も見当たらぬ曇り空の都会の夜景の下で、月明かりを叫ぶガイハ。
むしろ…
七夕と関係ない!
『マジカメンテ』到着。
暑さに敵わなかった為、一先ずビールで乾杯。
そして
・サラミ
・有機野菜の炭火焼き
・和歌山産シラスとトマトベリー・タジャスカオリーブのコルツェッティ
・リコッタチーズのパスタ
・ポーク肩ロースの炭火焼き(※1)
をオーダー。
2杯目からボトルでワイン。
ほろ酔いと共に、話題は"れしーと"に。
気付けば、結成13年。
お互いに第1志望で無い高校で(ドンさんに至ってはそれなりに偏差値のある他校に内定していたにも関わらず、地元にいたくないという理由で蹴った)偶然にも出会い、そして顔も合わせたくない程に嫌いだった(ガイハが一方的に)唯のクラスメートが、まさか史上最強のエアバンドに成長を遂げるなんて!?
いったい誰が想像出来たというのでしょう。
もうここまで来たら、後戻りは出来ません。
するつもりはありません。
マサルと出会ったふーみんも、いつしか自ら進んでセクシーコマンドの道に足を踏み入れていたのです!
さようならノーマルな自分。
さようならレールの上の自分。
あれっ昔はまともだっけ?
そんな事を考えていると
店『おめでとうございます!』
まさかのドンさんからのケーキプレゼント。
店『HAPPY BIRTHDAY…GAIHA…』
D『電話でガイハを伝えたら店の人間に「強そうな名前ですね」って言われたよ。』
G『…。』
D『実際しょぼいんで大丈夫ですって答えたけどな。』
G『…。』
ごもっともです。
息を吹き掛け、蝋燭を…
G『ふーー!!』
…
蝋燭を…
G『ふーー!!』
…
蝋燭…
G『ふーーー!』
消えませんでした。
どうやら今年も大波乱の予感です。