『クリスマスを一緒に過ごしたい若手女性有名人ランキング』で、新垣結衣が1位だったなう、皆さん『落選ネタ』をお待ちですか?
こういうランキングってランクインされる人決まってますよね。
何でも良いのでしょうね。
まぁ今まで散々ランキングネタを書いていた本人が言う事では無いですが。
えっ?ガイハと過ごしたい?
ありがとうございます!
プレゼント下さい。
いっそサンタさんごと下さい。
苦情は聞き入れませんので。
【あらすじ】
2度目の"弟子入り"で、成長の証を全く見せられなかったガイハ。
一方、ぴっぴは"匠の妻"という新たなファンを獲得したのだった。
先『下田駅まで送るよ。』
増田先生の言葉に甘え、街まで乗せて貰う事に。
またも山道。
ガイハとBenBenは早々と後部座席へ向かい、半ば強制にぴっぴは助手席へ。
先『異常気象で猿や猪すらも山を降りるようになったんだ。』
ぴ『へぇー凄いですねー!』
先『ハクビシンや鹿を見る日もあるんだよ。』
ぴ『見てみたいですね!』
先『魚料理を食べるなら○○(店名)より□□のほうが…』
ぴ『確かに美味そう!』
前の座席が盛り上がる中…
うっう…
あぁ…
喉元に異物感。
先ほど来る時にも襲われた吐き気が、今にも迫って来ています。
しかも、前回よりも劣悪。
胃袋回転!
胃酸が大逆流!
さらに、眉間に皺(しわ)が寄る程に、激しい頭痛まで引き起こされています!!
うっうっ…
そう、ここはガイハの弱点の山道。
蘇る箱根(※1)での悲劇。
まさかの車酔いでした。
ヘルプ!
ヘルプミー!
きっと声を出せなくても、仲間たちはこの事態に気付いてくれる筈!
今直ぐ、救いの手を!
師弟関係が"水に流される"前に!
ところが
『お昼のお店ってどこに行くんだっけ?』
『あれっ駅から近かったっけ?』
空気を読まず、何度もガイハに声をかけるぴっぴ。
うっうっ…
しかし、まさかここでお世話になった増田さんに『降ろしてくれ』等と弱音を“吐く”ことなど、許される筈がありません。
何故ならそれでは"ダブル吐き"。
師匠の前では、『漢』を見せなければならないのだから。
うっうっ…
口元まで出掛かったのを、お茶でぐっと押し込み延命治療。
まさに、崖っぷち。
いよいよ、エンドロールへのカウントダウンが始まったその時、
先『着いたよ。気をつけて。』
無事到着。
車を見送り
G『申し訳ない…酔った…。吐きそうで…直ぐ…そこまで来てるんだ…』
懺悔。
ひとまず休もうという事で、『邪宗門』へ。
BenBenが手持ちのタオルを濡らし、ガイハの元にに。
それを頭に載せ、ひとり仰向けで大人しく安静。
なんて優しい仲間なんだ。
それに比べ、この有様は…。
情けねぇ。
なぜオレは、無駄な時間を…
横になりながら、三井寿が宿った気がしました。
一瞬だけ。
※1…2010年02月02日『温泉に行こう!【前編】』参照。
【次回予告】
『GBP』の優しさに触れ、『炎の男』として不死鳥の如く復活を誓うガイハ。
そして歯を食いしばり、向かった先は…。