デフレ脱却を目指す日本に『元気と希望を与える』べく、平均年齢66歳という約20人のチアリーダーたちが元気に活躍している今日この頃、皆さん愛と勇気だけが友達ですか?
高齢者のチアリーダーが自ら楽しんでいる姿を見て貰うことで、人々を励まし元気を与えられたら、と語っているのだそう。
お元気で何よりですね。
しかし、彼女たちに励まされたいその気持ち、痛い程よくわかります。
何故なら、ガイハも落ち込んでいるから。
星座占いでは3日連続最下位。
早朝に100円玉を落とし
PASMOは自宅に置き忘れ
ガムだって踏んでしまった!
行く先々待っているのは不幸。
流れていくのは涙だけなのか。
毎日 吹雪 吹雪 氷の世界ーー!
というわけで、元気と希望を…
はい?
小さい?
よくある事?
ネタにすらならない?
ええ。
わかっていますよ。
単に悲劇のヒーローを演じたいだけですから。
熟女ダンスなんて見る気が無いですもの。
欲しいのは同情と寄付。
可愛そうの一声を100円に替えて、ガイハの元に…
っていつもの展開ですよね。
ある意味、こんな日記しか書けない事が一番の不幸なのかも知れません。
まぁ元気だけを取り得に頑張ります。
・火災予防を訴えるヒーロー
新たなヒーローがためになる事を教えにやってきた。北海道の江別市消防署野幌出張所が『江別消防特別機動救助隊員レスキューマン』なるDVDを制作したのだ。
このレスキューマン、どういうヒーローかというと、チビっ子に火の怖さや火災の対処法を教えてくれる。
DVDは市内の幼稚園や学校、事業所などに貸出しており、みんなでDVDを視聴した後に、本物のレスキューマンが登場。防火について講義してくれるという。
実は江別市消防署の職員たちは、劇団『うわのそら』を結成しており、そこでは火災予防の啓蒙の一環として『レスキューマンショー』を演じていた。そして、これを題材に野幌出張所がDVD作成。市民、特に子供たちにアピールできるようなDVDの制作に着手した。
内容は、劇団が演じていたストーリーをそのまま再現。街を火の海に変えようとする“炎の悪魔・メラメラ星人”を、子供たちの声援の力を得たレスキューマンがやっつける。どストレートに勧善懲悪な物語となっている。劇中では119番通報の仕方や消火器の使い方、また火の怖さをわかりやすく説明する。
また、劇中には、ある種の“ユルさ”が一貫している。それが、どうにも癒されるというか。
まずは、パトロール中のイヌさんとゾウさんが、メラメラ星人が発生させたボヤを発見。ここで、ゾウさんが正しい消火器の使い方を説明しながら消化を試みる。しかし、消せない。困ったイヌさんが119番に通報。すぐさま消防隊員が現場に到着したのだが、その前に現れたのは、憎きメラメラ星人たち。なんと、隊員たちをやっつけてしまった。そこで、我らが“レスキューマン”が出動する。あとは、チビっ子もポーッとすること必至の勇ましい展開。一進一退の攻防の末、必殺技『ウルトラ・スーパー・レスキュー・アタック』で、メラメラ星人に勝利。平和で火事のない町を死守した。
そして流れるスタッフロール。うしろで流れるエンディングテーマが、スタッフのアカペラ。この曲のクオリティ(というか“ぬるさ”)は、特筆もの。
ちなみにDVD制作に際しては、衣装もダンボール製、ぬいぐるみ・ビデオは私物を使っての撮影。脚本、その他も全て消防署
員が行い、制作費はほぼゼロとの事。
【エキサイトニュース】
前回、新たなるローカルヒーローとの戦いを終えたガイハジャー(※1)ですが、今日(こんにち)またも新ライバルが頭角を表してしまいました。
その名は『レスキューマン』。
役割は近所の親切なおじさんと変わらないレスキューマン。
素材はダンボール、至って燃えやすいレスキューマン。
姿形は放火魔そのものなレスキューマン。
彼もまたヒーローを名乗った赤き偽者。
正義の味方を装いながら善良な市民に近付くダミー署員を、断じて許す訳にはいけません。
何故なら…
何故なら…
とくに理由は無いですが
そうだ!
眠い!
お腹が空いた!
虫の居所が悪い!
そこで登場『ガイハジャー』。
胸に光るは…以下略。
レ『なんだお前は!?さぁ火災予防について語り合おうじゃないか!』
G『嫌だ!私の心はいつだってバーニング!情熱的にバーニング!この炎は誰にも消せないのだっ!!』
レ『きっ貴様!よくも言ったらこうなれば成敗してくれよう!くらえウルトラ・スーパー・レスキュー・アタック!!』
G『うぉぉぉーそんなものは効かない!何故ならこっちにはきむたくがいるから。くらえマヨ光線!!びびびびびーー!』
引火。
G『あぁぁぁぁぁぁぁ熱いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!』
火に油。
こうして戦場は焼け野原と化すのでした。
…前回と同じ様な展開ですね。
馬鹿馬鹿しい。
所詮、未だにライターで火をつけられない男ですから。
親指が丸焦げ。
というわけで、このまま寒々しい話ばかりしていては、本当にレスキューマンのお世話になってしまうかも知れないので、そろそろ退散したいと思います。
バッシングで炎上する前に。
※1…詳しくは2010年4月30日『対決!「ミルクマン」』参照。