煤(すす)だらけの一票。 | ガイハ日記。

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スペイン東部バレンシア県近郊のブニョールで、毎年恒例の『トマト祭』が開催された今日この頃、皆さん昨年も読まれた気がしてますか?
参加者の中にはゴーグルで防備する人も見られたが、それぞれ全身トマトまみれになって祭りを楽しんでいたのだそう。
投げてみたいですね。
山の上から。
上空から逃げ惑う人々に向け、全力のピッチング。
どさくさ紛れに石も投げてしまえ!
命中。
テロだ!
戦争だ!
町中が騒然。
こうして戦乱の渦に…
だいぶ問題がありました。
ちなみに、今一番トマトをぶつけたい相手は、街頭演説をする選挙立候補者。
休みに限って、マンションの下で朝から上辺トーク。
1度だけ。
たった1度だけ駄目ですか?
スペイン人だと思ってお許し下さい。



8月30日は『第45回衆議院選挙』ですね。
日本の運命をも左右する今回の選挙、1票を投じるのは国民の義務どころか使命と言っても良い程。
もちろん行かれますよね?

えっガイハ?
ええ、お腹が…
いたたたたた。
あぁ…家から出られない…

総選挙?
比例代表?
与党?野党?

わかりません。
熟語の問題でしょうか。
国会が、脂ぎったおっさんたちの豚小屋にしか見えませんもの。


しかし『清き一票』を求めた事はあります。
あれは小学生時代、学級委員の投票日。
クラスメートの前で
『とりあえず…頑張ります!』

“人数合わせ”で周りに推され(押し付けられ)、仕方無く参戦した為、全くのやる気のかけらも無い演説。
むしろ何をしなければならないか、本人が知りたいくらい。

結果、獲得票は0。
あまりの人望の無さに、傷つくガイハ。
推薦した友人すら入れていませんでした。

今思えば、あれも結局はコネですよね。
若干10歳にして、垣間見た黒い世界。
今思えば、大人になる事を諦めた瞬間だったのかも知れません。


さらに、高校時代。
やる気の無い学生生活を送っていた“れしーと17cm"、"楽(らく)そうだから"という理由で風紀委員に立候補。
秩序を一番守っていない人間たちが生活指導。
もちろん、表立った行動をする筈が無く、集会にも参加したのも1度だけ。
制服すら満足に着た事がありませんでした。

そんな"つけ"が回ってきたのか、卒業前、アルバム製作を2人だけで行うはめに。
協調性も意欲も無い男ふたり、居残り残業は雑談と共に
『お疲れさまー』。

その結果、出来上がったのは、小学生レベルの超低次元な作品。
クラスの大切な思い出を、適当に“処理”してしまいました。

酷いですよね。

でも

任せたほうが悪いですもん!
知らないやい!

ええ。
持っているかた、すみません。
ガイハは無くしました。


というわけで、話が反れに反れましたが、今回はどうやらごっつい選挙。
呼ばれれば、いつでも行ける準備はしておきます。

首相の席に。

ふかふかが良いですね。
ええ。

ちなみに、過去の選挙レターは全て引き出しの中。
投票どころか、捨てる事も出来ない小心者に、せめてこの票をどこかに"投げ"られる勇気が欲しいです。