NZ・ウェリントンで、プロポーズを断られたニュージーランド人の男性が、不要になってしまったダイヤモンドの婚約指輪を使って『宝探し』を計画している今日この頃、皆さんそろそろ101回ですか?
ドミニオン・ポスト紙によると、5000ニュージーランド・ドル(約31万円)相当の指輪を使ったこの『宝探し』は、今月6日にウェリントンで開催されるのだそう。
ヤケクソですね。
失恋のショックを笑いに変えてしまうのも立派なファニーマインド。
彼も恐らく『宝探し』というイベントを通じて、悲喜劇のエンターテイナーを演じたいに違いありません。
発見者が美女であれば
『僕と結婚して下さい!』
そして返事は
『何よ!誰があんたなんかと一緒になるのよ!あたしはお金が欲しいだけなの。さっさと換金するわ!』
これぞ失意のダブルショック。
ここまで自作自演出来てこそ本物のファニリスト、是非とも当って砕けて戴きましょうか!
そんなガイハさんも先日プロポーズを…
する相手もいませんでした。
当面の間、『やなせ』で我慢しようと思います。
ええ。
もう少し可愛いマヨネーズにして下さい。
話は遡(さかのぼ)る事、4月某日。
パソコンを修理しに来たBenBenとの何気ない会話(※1)。
近頃のふたりの関心事といえば、もっぱら『食』に関する事ばかり。
いつもの様に料理やレストランについて話をしていたのですが、
B『そういえば、ベットラの予約が取れて、先輩たちと皆で行くんだけどさ、よかったら一緒にどう?』
突然の提案。
『LA BETTOLA da Oshiai』といえば、ディナーは予約で半年待ち、もはや伝説となっている程の超有名店。
オーナーシェフの落合務氏は、ガイハが勝手に師匠と呼ぶ唯一無人の存在。
所有する料理本は6冊、料理の原点と言っても過言ではありません。
1度ランチ(※2)で感動し、まさか2度目にフルコースを堪能出来るなんて!
答えはもちろん
『よろしくお願いします!!』
というわけで5月23日、『20時15分~』の部で参加。
実は今回も、2か月に1度の予約日にBenBenが100回以上電話を掛けて、実現出来たもの。
それだけでも、期待してしまうものではありませんか。
当日。
気合を入れタキシードに蝶ネクタイ、オールバックスタイルで…
行く筈もなくカジュアルスタイルで。
しかしここで問題が1つ。
そう、場所は究極のアウェーの地『銀座』。
コープスブライドで30分以上泣き続けた結果、当時付き合っていた彼女に殴られそうになったり(※3)、ぼったくり被害で危うく路頭を彷徨う事になったり(※4)とロクな思い出が無い街。
それに加えて、未だかつて迷子にならなかった事すらありません!
現地集合で、はたして無事辿り着く事が出来るのでしょうか。
というわけで、"余裕を持って"2時間前に有楽町下車。
携帯地図片手に、銀座一丁目方面へ"銀ぶら"。
ところが、予想に反して20分で駅に到着。
G『ついに銀座を制した!』
初のNot迷子。
これは大人の証。
ハイカラな男になったものよ!
ところが思わず調子に乗ってしまい、お店の下見をせずにそのままコンビニへ。
『10分前に向かえばいいや。』
その考えが、後に仇となるとは知らずに。
そんなこんなで迎えた大ピンチ。
自ら撒いた種に、足元を掬(すく)われてしまうのか。
よもやのドタキャン騒動かっ!?
続く。
※1…詳しくは5月9日『ハンターと女帝』参照。
※2…詳しくは2008年1月20日『スパゲッティ・アモーレ』参照
。
※3…詳しくは1月10日『水色の街』参照。
※4…詳しくは1月11日『黄白の街』参照。