【ノミネートNo.4】隼の冒険。 | ガイハ日記。

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運送会社のシャッターに塩を撒き錆びさせたとして、大阪府堺市の住職が逮捕された今日この頃、皆さん岩塩片手に土俵入りですか?
同暑によると、住職は昨年夏から秋にかけて寺院の近所にある運送会社の倉庫のシャッターに塩を撒いて錆びさせ、約38万円の損害を与えたのだそう。
悪魔でも宿っていたのでしょうか。
住職という職業を考えると、悪意ある悪戯ではなく、清めていたと考えるのが妥当。
そもそも、脱獄犯のような真似をしなければならない必要性が考えられません。
やはり、これは運送会社員による濡れ衣。
時間の経過とともに錆び付いてしまったシャッターを、経費削減の為になすりつけたのでしょう!
恐ろしい世の中ですね。
はい。
ちなみにガイハさんも、無意識に塩を撒いているようで、決まって友人達に言われる言葉があります。
『今日もしょっぱいヒトだね。』と。
これからは、塩分控えめで頑張りたいと思います。ええ。


とある夕刻。
ひとり車を運転していると、突然耐え難い腹痛に襲われ公衆トイレへ。



(`ω´)

(`ω´)



(´・ω・`)

10分後、爽快な微笑みと共に戻ると、駐車した筈の車が見当たりません!
代わりに残されていたのは、チョークで書かれた"結果報告"。
没収でした。

『仕方ないっ!こうなったらタクシーで…』

ポケットを探すものの、こちらも空っぽ
ない!
ないっ!?
ワッツハプン!

頭を過ぎる、鬼の形相で駆け込んだ10分前の己の姿。
慌てて車を停めて、手ぶらで外に…

(´・ω・`)!?

携帯もポケットマネーもレッカーされ、一文無しの流浪人。
警察署までは徒歩で約40分。
歩けない!
歩きたくない!!

そこで名案。
もしかして天才かも。
よしっ(´・ω・`)

公衆から1本の電話。

『もしもし、レッカーされた者なんですが、お金を置きっぱなしにしてしまって。とりあえずタクシーで向かうんで、財布だけ先に返して貰えますか?』

本気(ガチ)交渉。

すると

警『申し訳ありませんが、それは出来ません。歩いてお越し下さい。』

あっさり決裂。
相手は国家権力。
ここで諦めるのが一般人。
しかしこっちはトイレ帰りのすっきりモード。
逮捕なんて恐れない!

『お腹が痛いんで歩けないんです!だからお願い!!』

大嘘。
もう当に"使用済み"。
だからレッカーされたんだっ。

警『残念ですが…。』

もちろん不成立。
歩いて行く事に。

ところが、ここで天の恵か、目の前にタクシーを発見。

神は見放していなかった!!

旧友との久しぶりの再会の様に、手を振り

『乗せて下さい!』

ヒッチハイクという名の公務失効妨害。
むろん…

警『それはいたしかねます。』

歩きたくない!
もう歩きけないんだ丹下のおっさん!

そんな執念に近い願いが通じたのか

警『わかりました。どうぞ。』

パトカーをタクシー代わりに"連行"。

『あーみんな見てるー!』

窓を眺め、ひとりアイドル気分。
だが、真実は外から見れば身柄拘束
犯人と思しき人物は、逮捕されて尚、満面の笑顔。
おそらく精神異常者の快楽犯なのだろう!

そして、車を受け取り"出所"。
『本当に楽しかったー。あなたも1度乗ってみるといいわ、病み付きになるから。』

そんなガイハ母の冒険。


【ノミネート理由】
B型のB型によるB型の為のパトカーヒッチハイク。
過去に免停歴があるのにも関わらず、自ら飛び込み足代わり。

小心者の息子では到底敵わない行動力と勇気。
そして、読むどころか、始めから存在すら知らない空気。
まさにゴーイングマイウェイ。

さらに、また乗りたいと言い出す始末。
どうやら、母にとっての"連行"は豪華客船による渡航のようなもの。
いつの日か、毛布に包まれ運ばれない事を願うばかりです。

ところで、先日とある頼み事をしたのですが、早々と5分で達成、さっそく感謝のメールを送ったところ、その返事が

『ハヤブサの母と呼んで!』

送った事を、心から後悔しました。