アラビアの願い。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

米メリーランド州アナポリスで、近郊に住む高齢の女性がマジックハンドで強盗で撃退した今日この頃、皆さんかゆい所に手が届いてますか?
地元県警によると、女性は自宅の玄関にいた際に強盗に遭遇、持っていたハンドバッグを取られ、あさり始めた時に中に入っていたマジックハンドを掴み追い出したのだそう。
まさに"魔法の手"。
一家に一台、常に常備しておく必需品だったのですね。
普段はスーパーやレストランで利用されていたのでしょうか。
もしくは、たまたま入っていただけなのかも知れません。
ガイハさんの鞄の中に、テレビリモコンが入っていた時のように。
スイッチひとつで犯人を撃退出来るでしょうか。
そうでなくても、8のボタンひとつで何かのきっかけにはなると思います。
きっかけはフジテレ…。


とある休日。
信号待ちをしていると、見知らぬアラブ人に声を掛けられました。

『○▲×■※…?』

耳にした事のない、謎のフレーズ。
少なくとも英語で無い事は確か。

もしや、ガイハさんを陥れる為の魔法の言葉か。
正面から堂々と呪い殺そうと言うのかっ!?

わからない…。
はたして敵なのか味方なのか。
どうする…
どうすればいいっ!?

G『アイ…アイ…』

パニックで『I don't know』すら出ず。

すると、がっかりした表情で

ア『□▲×@○~。』

あぁ悲しそう。
もしや、ガイハさんが悲しませてしまったのかっ!?
なんて罪な男!

哀切極まりない表情で、見つめ合うふたり。
端からみれば、永久(とわ)なる別れの情景か。

こうして中東の男は、罪悪感だけを残して去って行きました。

いったい何者だったのか、何を伝えたかったのか、最後までわからず仕舞い。
一方的に、シンパシーを押し付けられた感じ。


そもそも、何故か日本人よりも外国人に声を掛けられる事の多いガイハさん。
残念ながら英語も満足にわからない為に、その瞬間から血の気が干潮状態。
そして、頭の中は真っ白(さら)になり、唇の奮えに堪えながら発する声は上擦るばかり、ふと油断をすれば『Help me!』と叫びながら逃げ出しそうになっている男がそこにいます。
もはや恐怖症の域。


そんな時に、羨ましく思えてしまうのが某U田氏。
1単語で、言語を越えた会話を成立させてしまう国際人。
それも受け身ではなく、自らコミュニケーション。

数年前も

居酒屋でトイレから帰って来ると、テーブルはもぬけの殻。
ふと隣を見ると外国グループの中に、U田さん発見。

U『うぉぉーーハートブレイークー!』
外A『ハートブレイク!!』
外B『ブレイク!』
外C『Ohークレイジー!』
U『クレイジー!!』
外『クレイジー!!』

U田さんと欧米人による『ハートブレイク』大合唱。
そしてハイタッチ。
ものの2ー3分の間に、リアルボイスワールドに染め上げていました。


よくよく考えたら似たような状況。
もしかしたら、アラブの彼も、あえて意味不明な言葉を投げかけ、返事を待っていたのでしょうか。

ア『○▲×■※…?』
G『○▲×■※!』』
ア『○▲×■※!!』
G『○▲×■※!!!』
ア&G『○▲×■※ー♪♪』

あぁ文字にすると、とっても原始的!
やはり、ガイハさんに異文化コミュニケーションは向いていないようです。


ちなみにそのU田さん、先日も世界を巻き込む事件を引き起こしたのですが…
それはまた別の話。

というわけで、もったい振ってまた明日。
アデュー。