今巷で密かに話題になっている『ガム相撲』に参加する事になった今日この頃、皆さんベランダでガム飛ばしてますか?
ルールはいたってシンプルそのもの、2畳ほどの狭いリングに対峙し、ガムを投げあってバランスを崩しアウトしたものが負けというもの。
なんでも会社帰りのサラリーマンに人気だそうで、ガイハさんも打倒リーマンを掲げ、受け付け会場の中華料理屋に行く事に。
すると
『スーツジャナイカラダメヨ。』
あっさり断られました。
…ええ、もちろん夢ですよ。
なんだか悔しいんで、どなたガム相撲しませんか?
ガイハさんは攻め専門で。
ここのところ、ほぼ毎日、通院してます。
1日1注射で穴だらけですよ。
そう…不治の病に掛かりました。
余命50年くらいだそうです。
それじゃ、おやすみなさい。
嘘です。
普通に生きてます。
実を言うと、以前から恐れていた復讐についに遭ってしまいました。
ポマードの刺客によって…。
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夕方の山手線。
満員電車の中、窮屈に手摺りに捕まるガイハさん。
すると、隣でポマード臭と加齢臭の"下手物ブレンド臭"漂わせたおっさんが、今にもこちら側に密着しそうな勢いで手摺りにもたれ掛かっています。
くっ臭い…。
蘇るポマードの悲劇(※1)。
なんとしてでも、首元にポマード液を付けられる事だけは避けなければなりません!!
無理矢理に体勢を動かし、手摺りを握ってる右手でガードポジションを取るガイハさん。
魂が抜けてるのか、はたまたラバーメンなのか、脱力しきった体でぶらぶらと不規則な動きで手摺りに身を任せるポマード。
すると突然
グラッ。
急停車。
同時に、身を投げ出されるおっさん。
G『ギャーーーーー!!』
こうして右頬のニキビは、ポマード臭と共に真っ赤に腫れ上がりました。
『あの人、顔の左右がアンバランスだし、おまけにポマード臭いわよ!若いのに嫌ねぇ。』
脳内で聞こえたのは気のせいでしょうか。
*****
本日もビタミン注射。
医『いじったりするから、そんなに腫れてしまうんですよ。』
G『おっさんの頭突きにやられたんです。』
おそらく信じて貰えないでしょう。
それはどころか、整髪料に責任を押し付ける狼少年だと思われてしまっているかも知れません!
あぁ許せない!
許してなるものかポマード!
今回の事件でますます憎しみの念を抱くようになりました。
頭髪光らせる中年どもよ!
高橋ジョージ・尾藤イサオ共々、臭い液体を毛穴に詰めて禿げてしまえっ!!
そして、永久に名残り臭いと言われるがいいっ!!
…次こそ、全身ポマードまみれにされるかも知れません。
※1…詳しくは3月08日『ポマードの奇襲』参照。