東雲散歩道。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

帰宅すると、壊れかけのタンスの上に置いてあったテレビと蛍光灯のリモコンが、壁との僅かな隙間に落とされていた今日この頃、皆さん引き出しの中で寝起きしてますか?
腕を入れる事も出来そうになかったので、タンスを引き出す事に。
動かす度に、めきめきとバランスを崩すタンス。
リモコンを取り出す頃には、以前よりぐっと退廃的な現代アートが完成していました。
絶妙なバランスのジャンガ状態。
はたして崩れるのは明日か1年後か!?
一先ず応急処置だけはしておきました。
もちろんガムテープで。


・さまぁ~ず他、テレビ界では『ただ歩く』番組がブーム
最近のテレビ界では、芸能がただぶらびらと街を歩く番組が密かなブームとなっている。
こうした番組の元祖は『ぶらり途中下車の旅』だろうか。15年以上も続くこの長寿番組、番組名そのままの単純明快な内容だが、ここ最近『ちい散歩』『モヤモヤさまぁ~ず2』『孝太郎が行く2』など、出演者がただ街をぶらつく『ぶらり途中下車』タイプの番組が各局に登場している。 安直といえば安直極まりないが、一度当たれば似たような番組が次々と表れるのがこの業界の常。しかもそれが低予算で出来るとなれば、テレビ局としても願ったり叶ったりというわけだ。
【アメーバニュース(一部略)】


なんという事でしょう!

ちい散歩』や『モヤモヤさまぁ~ず2』よりも、はるか長い歴史のある『東京ウォーキングマップ』について一切触れられてないなんて!

知識の無い芸能人による"台本通りの"案内ではなく、庶民文化研究家から写真家、"ネコロジー"を提唱するフリーライターまで、『歴史』や『うんちく』を知り尽くした『散歩師』たちがナビケートする"本物"の散歩番組。

その中でも、最も『通』なのが庶民文化研究家の町田忍氏。
なんと言っても略歴に驚かされます。

主な著書が『マッカーサーと征露丸』『Z級食べ物ラベル図鑑』『納豆大全』『昭和浪漫図鑑』『戦時広告図鑑』『路上ポップドールの秘密』『銭湯の謎』『蚊取り豚の謎』等。
幼い頃から興味を持った物はとことん収集するに留まらず、見落とされがちな庶民文化をあらゆる角度から徹底的に探求し、テレビ、雑誌、ラジオ等で発表。
特に、銭湯の研究においては第一人者であり、23年で尋ね歩いた銭湯は2300件を越え、さらに警視庁警察官として約1年半の勤務経験をもつ。

まさに、みうらじゅんやいとうせいこうにも負けず劣らずの、"タモ倶楽"級知識人。
散歩人の仮面を被った保険員(※1)より、ずっと信用がおけます。

先日、そんな町田さんが夕方の情報番組にゲスト出演していました。
思わず絶叫するガイハさん、携帯を手にとり友人にメール。
この驚き、伝えたい!!
すると

『誰それ?』

さらに、肝心な番組では、殆ど映されず。
『東京ウォーキングマップ』での師匠は、ゴールデンタイムでは弁当のバラン扱いでした。


いったい何故こんなにも知名度が低いのか、強いて問題をあげるなら放送時間が日曜朝5時15分~。
強いも弱いも、ターゲットがシルバー層でした。

そしてホームページは非公認、更新も5年以上ストップ。

つまりこれは実際に"早起きしてみやがれ!"という事。

というわけで、次の日曜日は5時に起きましょう。起きなさい。オッキー沖田。


そんなこんなで、ガイハさんも触発されて、コストの掛からない街番組を考えてみたくなってしまいました。

街を歩き、気に入った場所を見つけたら、レジャーシートを敷いて1日人間観察。
その名も『ぶらりひとりウォッチング』。

通りかかる全ての人に対してツッコミ&アテレコ。


遠くのカップルを映しながら、シチュエーションを再現するガイハさん。

男『なんだてめぇは?』
G『決して怪しいものじゃございません。』
男『ぶつくさ言ってただろうが!』
G『すっ全てひとり事なんです。』

カメラを置いて逃げ回るガイハさん。
人間観察が公開処刑。
ディレクターもスタッフも無し。電波少年状態。

破格のギャラでのオファーお待ちしております。ええ。


※1…詳しくは4月26日『世界の"散歩"から』参照。