逆襲の弱者たち。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

コートのポケットの中から『神保町160円』区間の切符が発見された今日この頃、皆さんどこかで見覚えないですか?
そう、振り返る事3月5日、自動券売機で切符を書いSuicaでタッチ&ゴーしてしまった時に手元に残ってしまった切符。
ポケットの中で1年、ガイハ日記も1年。
時の流れを感じますね。
というわけで、1周年記念に抽選で1名様にプレゼントしたいと思います。
尚、晴れて当選されたかたは、2008年3月5日神保町の改札に…
誰もやりませんよね。
賽銭箱にでも入れておこうと思います。



・『エロなまはげ』騒動でマンツーマン監視
秋田県男鹿市で8日、『なまはげ柴灯(せど)まつり』が3日間の日程で始まった。昨年末、なまはげに扮した男が女性浴場に乱入して女性の体に触るなどした『エロなまはげ』騒動を受け、主催の同市観光課は初めてなまはげにそれぞれ一人ずつ警備係の職員を配置。騒動を繰り返すまいと警備態勢を強化した。
例年、『なまはげ下山』に登場するなまはげ15人の近くには計5人程度の警備係が付いたが、今年は初めて、なまはげ一人に一人の警備係が配置された。動き回るからなまはげから数メートル離れた場所から『男鹿市』の腕章を付けた市職員が目を光らせた。
過去の『なまはげ下山』では、酔っ払った観光客になまはげがからまれたり、観光客に引っ張られ転倒する事もあった。観光客の安全を守るのと同時に、祭りに携わる側の安全も守らなければいけないと増員された。
【時事通信】


今まで悪しきナマハゲに対し、敵意を抱いていたガイハさんですが、今になって同情に似た哀れみを覚えるようになってきました。


事件以来、ナマハゲは神の使いどころか、人間によって迫害を受けた弱者そのもの。
人を慰さしめるために暴れまわっていた神の手先も、今やモラルという檻綴じ込められ、家畜やペットのように本来の凶暴性を全て奪われてしまいました。

人間様に怯えながら勇ましい雄叫びを上げる(上げさせられる)見世物ショー。


『泣く子はいねぇが?』
本当はこっちが泣きたいんだ。

仕舞いには酔っ払いおやじに絡まれる始末。

やめてくれっこっちはただのナマハゲなんだ!
ほんの少し、少しだけ顔が怖いだけなんだ!


そんな気持ちも知らない、心ない観光客からは


『警備を気にして近づかないナマハゲは怖くない!』
『少し興ざめした。』


ショー失格。
舞台裏で『使えない』と切られていくナマハゲ達。


やはりここは彼らに反逆の狼煙(のろし)を上げて貰うしかありません。

反旗を翻し、真夜中にナマハゲ行列。
ハタハタ型のバイクに乗って一斉に民家を襲撃。


『酒持ってこいっ!』
『飯を喰わせろっ!』


そして向かうは浴室。
でも女性にはノータッチ。
なぜなら神の使いナマハゲは"穢(けが)れ"知らず


湯舟に浸かり『ハーア ビ バ ノンノン。』

浴槽の中が"落ちミノ"だらけ。


さらに岩手からは胸毛男子の応援部隊。
ナマハゲと胸毛の融合!


『薄化男子はどこじゃあ!?』

逆襲の弱者たち、出るか松重豊!?


…収拾つきませんよね。

せっかくのお祭りなんですから、『今日くらいは好きにしてくだせぇ』と日本人らしく『謙虚に・驕らず・慎ましく』立ててあげれば良いのではないでしょうか。


『どうぞどうぞ、汚い体で良ければ好きなだけお触りくだせぇ。』


…なんがみっどもねぇ話だな。