電車の待ち時間に思い出し笑いをしたところ、丸ノ内系OLに不審な目付きで逃げられてしまった今日この頃、皆さん妄想にニヤついてますか?
思い出したのは、吹き出さずにはいられないカイン君の間抜けな寝顔、決して怪しいものを頭に浮かべていたわけではありません。
しかし、逃げられるという事は間違いなく誤解されている証拠!
今すぐ、解かなければ変態のレッテルを貼られてしまう!
『待って頂戴!ガイハさんは飼い猫の寝顔を思い出してつい…』
そう言いかけたところで電車到着。
変態が確定しました。
『テンサラな日記』 でピッピッピーのぴっぴくんが『宅配便』話を熱く語っているので、ガイハさんも便乗したいと思います。
ガイハ家にも月に何度か荷物やら手紙やら届くのですが、基本的に再配達待ち。
なぜなら、何処に罠が孕んでいるのかわからないこのご時世、迂闊にドアを開けるのも危険というもの。
もしかしたら宅配業者と偽って、強盗やNHKの刺客が立ちはだかっているかも知れません!
というわけで『居るのがわかっても、そこは広い心で見逃してあげて下さい』の術…人呼んで『居留守』を使ってやり過ごそうとするわけですが、相手もなかなか引こうとはしません。
とくにS急便。
ブザー連打に始まり、物音や明かりで居留守に気付くやいなやノックの嵐。
前職は取り立てか刑事か。
恐らくドアに耳を当て、中の様子を伺ってるに違いありません。
こうなると根競べ。
物音を立てずに布団に潜り怯えるガイハさん。気分だけ。
ただでさえ旧式ブザーの為に『ピンポーン』という軽快な音ではなく、『ぶーー』という低く耳障りな音を立てるのですが、何を調子付いているのか『ブッブッブー』とリズミカルに鳴らし始める始末。
マンションに響き渡る三拍子のブザー音。
出たい…。
出て一言物申したい…!
これは作戦なのか…。好奇心を煽っているのかっ!?
およそ2分30秒、悪行に耐えるのでした。
ところが、この嫌がらせ以上に執拗だったのが某運輸。
まずは小手調べにブザーとノック。
『ブーーーーーッ!』
こちらは長押し。耳が痛い。
そして
『出て下さいよー!!』
『居留守を察してっ!』
言いたくても言えない一声。
しかもばつが悪い事に入浴中。
浴室と廊下が壁1枚で繋がっている為に、窓から明かりが煌々ともれています。
居留守がバレバレ。
かといって、このまま裸で飛び出して公然わいせつで捕まるわけにはいきません。
シャワーの水量を上げ、"聞こえない"フリをするガイハさん。
『ブッーーーーー。』
『ジャーーーーー。』
すると窓ガラスに人影。
エッチ!
もはや変態の域。
もし、ガイ子だったらどうしてくれたのでしょう!
結局『ドン』という音と共に不在票を残し退散。
翌日、再配達に来たおじさんが冷ややかだったのは言うまでもありません。
上手に居留守を使える大人になりたいものですね。