クワイエットルームにどうぞ。 | ガイハ日記。

ガイハ日記。

ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

母親に貸した本が数カ月も帰ってこない今日この頃、皆さん遠慮なく利子つけてますか?
話題にも出てきませんし、それ以前に貸したDVDすら見た様子もないので確実に忘却の彼方。
興味が無いなら返していただけますか?
日記を通じて連絡業務、日記の濫用ですね。
直接口に出して伝えるよりも文にしたほうが重みがあるじゃないですか。
メールで済むって??
いいんです。
職場で日記を見ながら慌てふためかせるのが楽しみなだけですから。
きちんと仕事してくださいね。



クワイエットルーム。


昨日はお休み、運良く『映画の日』だったので、前々から観たかった『クワイエットルームにようこそ』を覩てきました。

まだまだハロウィン気分抜けないガイハさんは、ランタンを持って『ヒーホー』しながら映画館へ。嘘です。二日連続。


混雑は避けたかったので午前の会に。


1時間前に行き、座席だけ確保してから本屋に立ち寄りました。

暇潰しに限らず本屋で丸1日過ごせるガイハさん、手に取る本は当然経済誌でも、楳図かずおの漫画でも、50代60代のためのライフスタイルマガジン『百楽』でもなく、料理本。

OLに混じって、シェフを装い料理本を睨むように暗記。
視線。


そんなに怪訝そうな目付きで見ないでくださいね。
慣れてますけど。
真剣なんです。
孤高の書林メモライザー。

頭の中がイタリアンになったところで映画館へ。

さすがに1日、早い時間なのに、ほぼ満席。
皆さん暇なんですね。
ええ、ガイハさんもそうです。

そして両隣はカップル、板挟みのガイハさん。
自分を二等分したい!無理。


【あらすじ】
仕事も恋愛も微妙な28歳のフリーライター明日香(内田有紀)は、ある日、目が覚めると見知らぬ部屋にいた。そこは“クワイエットルーム”と呼ばれる隔離された閉鎖病棟で、ナースから薬物とアルコールの過剰摂取により運び込まれたと説明される。さまざまな問題を抱えた患者たちと出会う中、彼女は自身を見つめ直してゆく。



松尾スズキ”らしい”ブラックユーモアに、シリアスなストーリーが上手く絡み、『生きる事の哀しさや切なさ』を考えさせられつつも、自分自身を振り返るきっかけを与えてくれる映画。
結局はメビウスの環でもあるわけですが。


松尾ファンでなくても楽しめますし、日常に疲れて自分自身や生き方を見失いかけてるかたに是非見て欲しいですね。



最後に、明日香の台詞で締めたいと思います。

『たった800字の原稿も書けないなんて。』


ええ、ガイハさんも常々思ってます。

『たった1000文字の日記も書けないなんて。』


ごちそうさまでした。


良い日記を書く為に”妄想のクワイエットルーム”に引きこもろうかと思います。
お菓子(金額制限は勘弁!)とコーラ(500ミリ)を持って。