スナックは遠きに在して想うもの。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

机の上から『煩悩のクリームスープ』と書かれたメモが発見された今日この頃、皆さん悟りの修業に励んでますか?
以前も似たようなメモが発見されたのですが、一体いつどんな時に残されたメッセージなんでしょうか。
じゃがいもの代わりに憤り、人参の代わりに妬み…とろみたっぷりどろどろの負のスープ。
勇気があるかたはどうぞ。


突然ですが、全く見ず知らずであるのにも関わらず、どうしても一度会ってみたい…そんな人はいますか?
生き別れの母、アイドル、過去の偉人、ブーマー、石原真理子の恋人…人それぞれ思い浮かべる人はいるかと思いますが、ガイハさんもそんな人ができてしまいました。

舞台は美容院
いつもスタイリングをお願いしているT氏との会話。

T『この前、徳島に行ってきたんですよ。』
G『何してきたんですか?』
興味はないものの話を広げる為に理由を尋ねるガイハさん。
T『阿波踊り踊ってきたんですよ。』
G『へぇ。』

すみません、興味ないです。とりあえず生返事の『へぇ』を繰り返し、話は右から左。眠りの世界への言霊。毛剥ぎ取られた羊が増えていく…、そうかここは美容院、羊もカット…意味がわからない…zz

T『…ぅねんゃ(耳に入ってない)、それでスナックに行ったんですよ。それが”ヨーイドン”って名前で…』

…ヨーイ…ドン

!!

覚醒。

これぞまさしく事件のにおい。
あまりにもツッコミどころが満載じゃありませんか。
徳島・地方・いかにも”残念”な香りのする店名・紫の似合うママ・カラオケは60-80年代・輝きのないミラーボール・客は漁師・メニューに自分の名前・実は福田和子…間違いない、これらは現場で起きているに違いありません。

G『ど…どんなスナックでした?』

ゴクン。

T『すごかったんですよ。これが。まずはママが60代。』

グランマ!!
まさにヨーイドン!完全なフライングで行くとこも行ききっちゃってます。

G『…どんなママだったんですか?』
T『とにかく派手なんですよ。しかもコンビニにお酒買いに行っちゃって、その間誰もいないんですよ。後から孫が来たんだけど、これがまた今時お目にかかれないようなケッバイギャルで…』

近所の家状態。
田舎は血筋が濃い…だからギャルも強い…そんな気がします。なんとなく。

ただそんな事よりも聞きたい事があるっ!聞いていいのか、やはりまずいのか…いやっここは聞くしかない!よしっ!!

G『…なんで”ヨーイドン”って名付けたんですか?』

聞いてしまった…!! あぁ…いと恐ろし…。

賽は投げられた!
ゴクン。

僅かの間が永久に感じた瞬間。

T『え?あっ。そういえば聞いてないや(笑)気にしてなかったし…』


!?





聞いてないや…

聞いてないや…

聞いてないや…

さようなら遠き阿波の”ヨーイドン”。

その先の話は耳に入りませんでした。

そういうわけでヨーイドンのママに会って由来を聞きたいです。
ただ、それだけのために徳島に行く気力はないので、極秘上京に期待。
”ヨーイドン”の先に、一体何が待っているのでしょうか。