冷蔵庫の中に入ってるハム入りタッパが水蒸気でいっぱいになっていた今日この頃、皆さん保存の利かない保存食眠らせてませんか?
さっそくハムを食べてみたのですが、見事に発酵されて、もうそれはハム本来の味を忘れてしまったかのようでした。そして異臭。
何の匂いか思い出せる何度も嗅いでしまうガイハさん。
臭い・・・でもきになる・・・。
程よく鼻が曲がったところで思い出しました。
カビでした。
夕方のニュース番組で街頭インタビューをやっていました。
何とは無しに眺めていると、取材を受けている人の後ろで、今時珍しい、目立ちたがり屋がテレビに映ろうと必死になっています。
こういうの見ちゃった友達は哀れだろうなと思っていると
どこかで見た事のあるような顔…
誰かに似てる?
…
…
!!
数年前の友達でした。 哀れなガイハさん。
旧友と言っても、別に仲違いしたわけでもなく、時の流れと共に疎遠になっていった人。
こんなところで再会してしまいました。
段々と冷えていく体。
よりによって大衆の面前で、恥じらいの無いピース。1番に知り合いと認めたくないシチュエーション。
これはいったいどうしたら良いのでしょうか?
もしかしたら、ブラウン管の向こうの彼のアピールは、失っていった友達への何か重大なメッセージが込められてるのかもしれません。
言葉にして助けを求められない事情もあるのかもしれません。
よく見れば、表情から必死さが伝わってくるじゃないですか。
そう考えると、いてもたってもいられなくなりまいした。
彼を救うためにも、ここは早急にメールの一通でも入れるべきなのでは。
ただ、そうは思えど、数年ぶりのメールで、唐突に何と言葉をかけたら良いかわかりません。
『ひさしぶり!テレビ見たよ!』
これだと俳優目指してた友達が、エキストラに出ていたようなそんな状況に思えてしまいます。
相手はやじ馬なんだ。
『久しぶり!テレビ見たけど、ちょっと恥ずかしいよ・・・』
うーんこれではガイハさんが恥ずかしい事をさせられてみるたいです。
違うっ!
『久しぶり!テレビに写りたかった…。』
いやいや、これでは趣旨が違います!
どうするガイハ!?
どうするんだG・u・y・h・a!?
悩みに悩んだ末
『久しぶり!ガイハでした。』
…中途半端な挨拶。
悩みに悩んだ末の遠回りの空回り。
しかし、直ぐに返事が返ってきました。
メッセージが通じあえたようです。友情の再会。
MAILER DEAMON@softbank.jp
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