雷が落ちると近くの木がぱっくり割れてないか確認しそうになる今日この頃、皆さんB級ホラー映画のワンシーンを思い浮かべてますか?
ガイハさんは雷というと真っ先にロマサガⅢのオープニングが浮かびます。
ちなみに先生のイメージは黄色い目玉のモンスターですね。話について来れてますか?
たまたまネットで色々調べものをしていたら、某株式会社のHPに出世したサトシ君を発見してしまいました。
カレー巡りや沖縄旅行で一緒に素面で馬鹿してた彼も、今では難解なSE用語を駆使し『プログラマーはプログラミングが書けるだけでは職業人として駄目なんです』ってガイハさんには到底理解できないようなことを語ってました。
ちゃんと大人してます。
そんなわけで今日はサトシ君との懐かしい思い出話を。
あれはたしか高校入学して間もない頃、サトシ君に初めて彼女が出来て、数カ月も手も繋げず進展できないというので『豊島園ダブルデート』を決行したんです。
ダブルデートと言ってもロンリーなガイハさんは相手もいないんで、サトシ君が『誰か連れてくる』と言う一言を信じて現地で待っていました。
誰かに期待しつつ、願わくば自分もと邪な事を考えてしまったんですよ。
当時、まだ恋愛のれの字も知らないような芋っ子だったんで心臓にキューティクルが出来そうなくらいワクワクしました。
暫く待っていると向こうからサトシ君とカノジョと、そしてもう一人現れたのは…けむりぃにょんな人でした。
外見や中身以前に、この人とは合わないなって人っているじゃないですか?
まさにそのタイプで、会話すら成立しないんですよ。
今みたいに社交辞令の術もなく、相手も同じ空気を放出してるので、ただひたすら気まずい状態。
しかも、サトシ君カップルは手も繋げずお互いに恥ずかしがって無言で余計重たい空気が流れてるんですよ。
帰りたい…
そう思った時には皆の足はジェットコースターのほうに向かっていました。
もう後戻りもできないし、このカップルを盛り上げられる自信も全くなかったので、ガイハさんは完全暴走モードで一人回転系のコースターを乗り回し酔ったまま騒ぐしかありません。
完全燃焼。
吐き気と眩暈で最高に楽しいダブルデートでした。
結局ダブルデートで手を繋ぐことも、その後半年間進展もありませんでした。
当然ガイハさんもサトシ君が連れてきた子と会うことも、合コンに参加することも二度とありませんでした。
そんな初だった彼も今では妻子持ち。
不思議なものですよね。
全てにおいて老いていかれました。
けむりぃにょんが何かって?そのままですよ。