河川工事中の広い空き地でたまたま見かけたコチドリをカメラで追っていたら、抱卵中の巣に気がつきました。
産座と呼べるようなものはなく、砂利石の間にいかにも無造作に卵が4個あります。
(5月2日)
悔しいことにカップルの雌雄の判別が出来ません😞。
金色のアイリングがきれいですね。
離れた場所から900㎜相当で撮影してトリミングしました。
ときおりコチドリが私を睨むので早々に退散しました。
次に現地を訪ねるとコチドリの巣が三角コーンでガードされていました。
作業中に危害が及ばないように、どなたかが工事関係者にお願いしたそうです👏。
(5月12日)
この日は親鳥が卵から離れて小石などをくわえて振り回す仕草が見られました。
気分転換のストレッチなのでしょうか? (5月18日)
すぐ近くの遊水池にコチドリが飛んでいました。
抱卵中のカップルの1羽だとは思いますが、確認は出来ませんでした。
その後、カワセミの巣立ち騒ぎもあってコチドリの巣へはしばらく足を向けていませんでしたが、鳥仲閒さんから「もう巣立ったよ!」と聞いて慌てて駆けつけました。
卵の数だけ4羽孵化したそうですが、今朝は2羽しか確認できませんでした。
この写真で2羽のヒナががどこにいるかわかるでしょうか? (5月25日)
親鳥はいつも少し離れた所から見守っています。
そんな親鳥の気持ちを知ってか知らずか、ヒナは長い足でチョコチョコとあちこち歩き回ります。
親鳥の体の下に足が見えていますので、ヒナが親鳥の懐にいるようです。
もう1羽のヒナは手前の草の間にいました。
今度は2羽とも親鳥の体の下に潜り込みましたが…
すぐに出てきて歩き回ります。
このヒナはどんどんこちらへ近づいてきましたが、この後に手前の排水路(地面を掘っただけの溝)におりて行ったところで姿を見失ってしまいました。
親鳥はもう1羽のヒナとともに草むらの中に身を隠しましたが、排水路におりたヒナのその後は確認できませんでした。
ヒナの動きは思いのほか速いので、おそらく私が気付かない間に親鳥と合流しているとは思いますが、気になります。
カワセミ、シジュウカラに続いてコチドリの巣立ちも目にすることができて、今年の5月はワクワクな毎日でした。
それでは、また…