山陽小野田市の観光農場「花の海」でヒバリを撮影しました。
満開の菜の花畑では、上空からも地上からもヒバリのさえずりがにぎやかに聞こえてきます。
上空のヒバリの撮影を撮影していると、つい足下がふらついてしまい大変でした。
近くの海上自衛隊小月基地からの練習機が頭上を飛行します。
ヒバリと一緒に撮影したのですが、AFが飛行機の方に引っ張られたようで肝心のヒバリがボケてしまいました。
もちろん、飛行機の方がずっと高いところを飛んでいます。
高いところでさえずりながらも、常にヒバリは油断無く地上を見渡しています。
カメラを向けている私が気になるようです。
高いところからもちゃんと見ているんですね。
地上へ降りるときは、このように身を翻して一気に急降下することがあります。
動きが速いためカメラで追うのが大変ですが、飛びモノ好きの私はつい夢中になって撮影してしまいます。
さえずりながらゆっくりと降下してくるヒバリもいます。
ゆっくり降下してくるヒバリは絶好の被写体ですから、(鳥さん相手に不適切な発言ですが)「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」で連写しまくりです。
ホバリングしているヒバリの背後にはアブらしきものが写り込んでいます。
ナズナやヒメオドリコソウが咲く畦道の上をヒバリが飛んで行きます。
満開の菜の花畑の上を飛ぶヒバリを撮影しようと待ち構えていたのですが、観光客がいたせいかヒバリはなかなか姿を見せません。
何とかこの2枚だけ撮影出来ました。
菜の花の海にヒバリが飛び込んで行きました!
ヒバリは巣の近くには降りないで、巣から少し離れた場所に降りてあたりを警戒しながら巣に入ると聞いたことがあります。
このヒバリは道路脇に降りてきましたが、ちょっと目を離した隙に姿が見えなくなりました。
巣を探してみたいという衝動に駆られましたが、ヒバリには迷惑なことでしょうから余計な探索はしないでおきました。
胸をはって凜々しい姿のヒバリですが、草の中ではその姿を見つけにくいものです。
畑地で3羽のヒバリが激しく飛び交っていました。
恋の季節ですからメスを巡る争いなのでしょう。
こちらではヒバリが巣材をくわえて降りてきます。
地上でも巣材を集めているヒバリがいました。
菜の花畑の中にもヒバリの巣があるのでしょうか?
ヒバリは露出した地面を好んで巣を作るようですから、私の足下すぐ近くにも巣があったかも知れません。
久しぶりの好天に恵まれ、ブラウニングの「…揚げ雲雀空に舞い…神、空に知ろしめす すべて世は事も無し」の詩句が思い起こされる、ヒバリざんまいの春の一日でした。
それでは、また…