このところの天候不順で野鳥の撮影に出かけていませんので、今回も、これまで撮影した写真の中から紹介します。
カワセミが自分の方から他の野鳥へ近寄ることはまずありませんが、他の野鳥がたまたまカワセミの近くへ寄ってくることがあります。
また、カワセミが川沿いに飛んで行く中で他の野鳥とニアミスすることもあります。
今回は、そんなカワセミと他の野鳥たちとのツーショット写真をまとめました。
カワセミの近くにジョウビタキのオスがやってきました。
お互いに背を向けたままなんとなく意識し合っているようでしたが、しばらくするとジョウビタキの方が飛び去りました。
カワセミのいる岩の上にハクセキレイがやってきました。
カワセミはハクセキレイが気になるようでしたが、ハクセキレイは関心が無いようでしばらく岩の上を歩き回った後飛び去りました。
今度は目の前にムクドリが現れました。
カワセミは「今日はいろんなヤツが現れるなぁ」といった表情です。
このカワセミは思いの外肝が据わっているようで、同じ場所に居座り続けました。
猛禽類でもいるのか、カワセミがしきりに上空を気にしていました。
そのそばにスズメがやってきましたが、スズメは上を向いたままのカワセミを小首をかしげてしきりに眺めていました。
捕まえたテナガエビの下処理が終わってカワセミがさあ食べようとしたところへ、ハクセキレイがやってきました。
横取りされる心配は無いでしょうが、こんなに背後から見つめられてはカワセミもなんだか落ち着きませんよね。
それでもカワセミはさっさと食べてしまうことにしたようです。
羽虫を追っているらしくハクセキレイが川面をパタパタ飛び回っていました。
カワセミは飛び込み体勢で茎にとまっていたのですが、いきなり近くに寄って来たハクセキレイに驚いて逃げ出してしまいました。
岩の上のカワセミのそばに水浴びをしようとムクドリが降り立ちました。
ここでもカワセミのほうが逃げ出しました。
カワセミが下流へ向かって一直線に飛んでいきます。
近づいてきたカワセミに驚いたイソシギがあわてて飛び立ちました。
川上へ向かって飛ぶカワセミがハクセキレイにニアミスして追い抜いていきました。
普段は一度に数m程度しか飛ばない短距離走者のハクセキレイは瞬発力はありそうですが、長距離走者(と言っても数百m程度ですが)のカワセミの持久力の方が勝っていたようです。
おまけは、海自のP1哨戒機とJAL機のニアミス写真です!
実際には高度差が2~3、000mはあるはずですから大丈夫でしょう。
ターゲットを絞り切れない私の撮影では、川面のカワセミだけでなく周囲の野鳥たち、さらには頭上のワシタカや飛行機も追いかけますから忙しいことです。
それでは、また…