下関では、フグは「福」を招く魚だとして「ふく」と呼ぶとされていますので、以下ではふくと表記しておきます。
フグの本場下関の亀山八幡宮では、4年に一度しかない閏年の今年の2月29日を「ふくの日」として特別な御朱印が授与されました。
あいにくの雨天でしたが、290枚限定で授与される「幻のふく」の御朱印をいただきに参拝してきました。
左上が閏年限定のホログラム加工された「幻のふく」御朱印です。
ふくの街である下関の氏神、亀山八幡宮には「世界一のふくの像」があります。
さらに、こんな金色のふくの像もあります。
お守り授与所に置かれていたふくの置物にも登場してもらいました。
亀山八幡宮では祈願絵馬もふく絵馬です。
境内ではふくに関する品々が販売されていました。
私にとっては懐かしい郷土玩具のふく笛がありました。
今では博多人形の技法を用いた高級品です。
老舗の坂井商店さんの「とらふく刺身」が29パック限定で売られていました。
魅力的ですが雨の中を持ち帰れそうにないのであきらめました。
魚正本陣さんの「ふくの唐揚げ」と「ふくの炊き込みご飯」も29パック限定です。
誘惑に負けて唐揚げを買いましたが、昼食用に炊き込みご飯も買えばよかったと後悔しました。
老舗和菓子店の松琴堂さんの「ふくの形をした和菓子」です。
ケースの中で形が見えませんが29個限定だそうですから、試しに買ってみました。
ふくのペーパークラフトが一人一個持ち帰り自由でした。
ふくのデザインの玩具や食器類も一人一個持ち帰り自由で置かれていました。
愛好家の方が収集されたものを提供されたとのことで、皆さんが集まって熱心に品定めをしていました。
左右にもっとたくさんあったのですが人が多くてうまく撮影出来ませんでした。
と言うわけで、これが290枚限定の「幻のふくの御朱印」です。
右が松琴堂さんの「ふぐの形をした和菓子」です。
ミニサイズですが、ほどよい甘さと風味で久しぶりに和菓子の味を堪能できました。
ふくの唐揚げは昼ご飯のおかずにしました。
ふく料理の中では刺身や鍋が定番だと思っているのですが、最近は手軽な唐揚げの人気が高いそうです。
確かに、淡泊な中にも旨み味があってふくの唐揚げは美味しかったです。
懐かしくて、ふく笛(小)も買ってしまいました。
置かれていたふくグッズの中から、これをいただいてきました。
下関のふくの絵や玩具類は、どれも目が極端に大きく描かれているのが特徴です。
ロボットのロビを初めて見たとき、ふく笛を連想したことを思い出しました。
もちろん、ふく笛の方がずっと先輩ですから、念のため。
それでは、また…