「野鳥たちの眼力 2024.1.23」からの続きです。

 

皆さんが集まってお待ちかねのヤマシギはなかなか姿を見せません。

そんな中、メスのモズが盛んに飛び回って地上の餌を探していたのでカメラで追ってみました。

雌のモズ

 

カワセミ撮影の要領で地上に飛び降りるモズを追いますが、AFが背景に引っ張られて思うように行きません。

モズが地上に降りたところから狙ってみましたが、モズはきわめて短時間しか地上に留まりませんので、狙いをつけるのが大変です。

モズ

 

飛び立ったモズ

 

このカットはどうにか写し止めることができました。

飛翔するモズ

 

落ち葉の中のモズは保護色で視認することも難しいので、AFも迷いっぱなしです。

モズが何かの幼虫を捕まえるのに合わせて、AFも頑張って合焦してくれました。

餌を捕まえたモズ

 

そんな中にヒヨドリが姿を現しました。

「ほら、こんなモノを見つけてきたんだぞ、僕も撮ってよ!」と盛んにアピールしますが、ヤマシギの出待ちをしているカメラマンの大半はスルーです。

ヒヨドリ

 

「出たよ!」の声に皆さん色めき立ちますが、「あそこだ」、「そこだ」と教えてもらっても遠くてなかなかヤマシギの姿を見つけられません。

この写真はフルサイズ、600ミリ、ノートリミングの画像です。ヤマシギ

 

強拡大してようやくヤマシギがわかります。

このときはずっとこんな状況で、ヤマシギを視認することは困難でした。

ヤマシギ

 

あきらめて帰る途中にもう一度ウソの撮影ポイントに立ち寄りましたが、やはりウソの姿はなく代わってアオジがご機嫌伺いに顔を見せてくれました。

アオジ

 

一脚を用意していましたがこの日は人が多くて使いませんでした。

手持ちだと、小さな野鳥にピタリとピンとを合わせるのは難しいですね。

 

 

それでは、また…