「本当はウソだった舞岡公園」からの続きです。
舞岡公園の「きざはし池」はヤマシギの越冬地として有名だそうですが、今回訪ねたときは池には水が無く湿地になっていました。
周囲の人の話では、年々水量が減って湿地帯になってきているようです。
この日は2羽のヤマシギがいて、大勢の皆さんがカメラを構えていました。
体色が落ち葉に紛れているため、動かないヤマシギを見つけるのは難しいですね。
手前のヤマシギは黒っぽく、奥のヤマシギは白っぽい体色です。
ずんぐりした体型とユーモラスな顔を見て思わず吹き出しそうになりました。
先ほど放送されたNHKの「さわやか自然百景」によれば、顔(頭)の後方に眼が配置されていることで前(下)方だけでなく後(上)方の視界も確保できているんだそうです。
このヤマシギのクチバシは泥まみれです。
地中から何かを引っ張り出しています。
「たまたまミミズが捕まっただけで、私、そんなにガツガツ餌を探していたわけじゃありませんからね」とでも言いたげな目つきが可愛いですね。
似ていますが、こちらはタシギです。
カワセミが厳しい目つきで身構えていました。何かを警戒しているようです。
私も振り返って見ましたが、猛禽類の姿は見かけませんでした。
どうやら、畑地から飛び立ったカラスを警戒していたようです。
ハシビロガモのオスがいました。初見です。
人に慣れているのかこちらへ近寄ってきましたが、目つきが厳しいですね。
岸から張り出した枝の陰にクイナがいました。
シジュウカラやヤマガラの群れに混じってコゲラがいました。
野鳥たちは動きがとても素早くて、思うように写し止めることができません
アオゲラがいました。
逆光のため、肉眼ではこのように木の陰にいるアオゲラを全く視認できません。
+1.7EVで撮影したうえでかなり画像を補正してあります。
舌を伸ばして獲物を捕らえようとしています。
特定外来種のガビチョウ(画眉鳥)です。
この時期のガビチョウは藪の中でごそごそしていることが多いようですが、この日は目の前の路上に出て来たきたのできれいに撮影できました。
最近ではカオグロガビチョウが増え始めているようで、厄介ですね。
アオジもすぐ近くまで寄ってきてくれました。
forget me not! とでも言うようにモズも姿を現しました。
前回紹介したウソ騒ぎで疲れたものの、舞岡公園では多くの野鳥たちと出会えて大満足でした。
また出かけてみるつもりです。
それでは、また…