下関の唐戸市場はTVや雑誌で幾度も紹介されている下関観光の定番スポットです。

今回は、私の朝の散歩コースで食材の調達場所でもある唐戸市場を紹介します。

※人の顔が写らないよう配慮して撮影したため味気ない写真ですがご容赦ください。

 

唐戸市場

 

平日は早朝からのセリが終わると市場の中は静かになりますが、週末や祝日は観光客の皆さんでとても混雑します。

皆さんのお目当てはお店ごとに工夫された握り寿司や海鮮丼などで、それらを購入して海峡をながめながら食事を楽しむというのが人気です。

唐戸市場

 

唐戸市場

 

お店やお客さんの邪魔にならないよう、開店前のようすを撮影しました。

唐戸市場

 

「姿作り」のイメージなのでしょうか、それぞれ魚の頭がディスプレイされています。

思わずギョッとする人もいるかも知れません。唐戸市場のにぎり寿司

 

市場から直行してきた地魚の握りが売り物で、下関ではクジラ地魚です!

唐戸市場のにぎり寿司

 

仲卸のお店が大半ですが沿岸漁業者の直売コーナー(右奥)もあります。

唐戸市場

 

沿岸漁業者の直売コーナーの一角です。

安くて新鮮なお魚ばかりですが、1パックの量が多すぎてなかなか買う機会がありません(下関では単身生活です!)。

唐戸市場

 

いつも立ち寄る魚屋さんにコブダイが売られていました。

からと

 

ちょうどウラオモテヤマネコさんのブログを読んだところだったので、物珍しさもあってコブダイを買ってみました。

 

コブダイ

 

煮付けてみましたが、ベラ系統独特のしっとりとした肉質で上品な味わいでした。

コブがまだ無いので幼魚だと思いますが、本当にコブダイだったのか調理前に図鑑で確かめなかった点が悔やまれます。

というのも、ここでは昔ながらの地方名や通称で表示されていることがよくあるからです。

コブダイの煮付け

 

例えば、この魚はシマイサキと表示されていましたが、正しくはヨコスジフエダイです。

珍しいので買ってみましたが、極く普通の味でした。

ヨコスジフエダイ

 

見慣れない魚を見るとつい食べてみたくなります。

このエビスダイはとても美味しい高級魚だそうですが、ン千円もするので手が出ませんでした。

エビスダイ

 

マグロのアラがあったので買ってみました。

マグロのアラ

 

マグロのアラ

 

添付のレシピ通りに試してみました。

血合い独特の臭みがありますが、コクのある旨みでやみつきになりそうです。

冷たくても美味しくいただけました。

マグロのアラの煮物

 

マグロのアラ

 

こちらはクジラの専門店です。

極上尾の身は間違いなく絶品だと思いますが高すぎて手が出ません。

クジラの肉

 

いつもはこちらの赤身を楽しんでいます。

クジラの肉

 

今夜の夕食は、唐戸市場で買い求めたクジラの刺身、マグロの切り落とし、フグの湯引きという豪華版です!

 

というわけで、食材探しを兼ねた毎朝の唐戸市場散策が私の楽しみというわけです。

 

 

それでは、また……