奇兵隊の創始者、高杉晋作の墓所である東行庵へ行ってきました。
東行は高杉晋作の号です。
東行庵には奇兵隊士の墓などもあります。
高杉晋作の墓です。
晋作の墓の一段下の段に、愛人だったおうのの墓があります。
おうのについてはなかなか面白いエピソードがあるのですが、詳しいことはWikiにお任せしましょう。
同時期に下関に滞在したこともある坂本龍馬の妻お龍も、後年は数奇な運命をたどっています。
池のそばにダイサギがいました。
東行庵の御本尊、白衣観音菩薩を思わせる立ち姿というと言い過ぎでしょうか。
奇兵隊ゆかりの地だけに、このメジロもなかなか鋭い目力を持っています。
これならヒヨドリも追い払いそうですね。
境内の梅林はまだ時期が早いらしく、この紅白の梅だけが5分咲きといったところでした。
この梅林を縄張りにしているらしいジョウビタキです。
梅の花と一緒に撮影したかったのですが、写真を撮る人がいたためか花が咲いている梅の木には近寄ってくれませんでした。
時折地面に飛び降りては餌を捕まえます。
狙い澄ましたように地面に飛び降り、一瞬で獲物を捕まえてまた樹上に戻ります。
カワセミの飛び込みを撮影するよりも難しいと思いました。
顔をアップにしてみました。
瞳に周囲の光景が映っています。
レンズを通して私とにらみ合いました。
迫力のある顔つきです。
ジョウビタキが急に飛び立って何かを追い始めました。
メスを追いかけているのかと思ったら、ルリビタキのメスでした。
表情がなんとも愛らしいですね。
残念ながらカワセミにはこの愛らしい表情が感じられません。
カワセミはくちばしが大き過ぎて顔がアンバランスなためでしょうか?
気がつくと、地面の上をトコトコ歩く鳥がいます。
トラツグミです。
このトラツグミはずいぶん長い時間私の周囲をウロウロしていました。
時々私の方を見つめますが、特に警戒するようすもなくぼんやりと徘徊しているような雰囲気でした。
ここの池にカワセミが出ることがあると聞いたのですが、今回は出会えませんでした。
次回に期待しましょう。
それでは、また……