連日の熱中症警戒アラート発表で、とても釣りどころではない。
そんな夕方、ベランダから関門海峡を眺めていたら、イルカの姿が見えた。
岸壁のすぐそばに2頭いるのだが、散歩中の人は気付いていないようだ。
イルカが逃げてしまわないことを祈りながら、カメラを持って岸壁へ駆けつけた。
うれしいことに、岸壁からは遠ざかっていたが、まだ沖合で泳ぎ回っていた。
野生イルカのジャンプの瞬間も何とか撮影できた。
これはその拡大写真。
こちらのイルカのお腹の横には小さな赤ちゃんイルカが一緒にいるようにも見えるが、はっきりしない。
突然、1匹のイルカがすぐ目の前に現れた。
あちらこちらに分散して泳ぎ回っているようだ。
小さな背びれは赤ちゃんイルカだろうか?
夕暮れの門司港レトロを背景に集合したイルカたち。
この群れは少なくとも6頭はいたようだ。
唐戸から門司港へ向かう連絡船の後ろを、イルカたちはゆっくりと東(瀬戸内海方向)へ向かって移動して行った。
可愛いイルカたちだが、食欲は旺盛だと聞く。
私のために、少しは釣りの獲物を残してくれることを願って見送ったことだった。
前回のスナメリに続いて、今回は野生のイルカを見ることが出来てラッキーだった。
次は、ホンモノのクジラとの出会いに期待するとしよう。
それでは、また……