コサギなどのサギ類が捕食するときは、抜き足、差し足でそっと獲物に近づいて静かにチャンスを窺うか、あるいは足で水底をかき回して獲物追い出すというのが一般的だろう。
ここ、いたち川では、コサギの群れがにぎやかに飛び回ったり動き回ったりして餌を取っている光景をよく見かける。
よく見ると、川の中ではカワウが小魚を追い回していて、追われた小魚が岸辺や岩陰に逃げ込んでくるところをコサギが待ち構えて捕まえているようだ。
コサギの群れにアオサギやダイサギが混じっていることもあった。
カワウが場所を移動するとコサギたちも後を追うように移動していく。
この場所では、護岸の凹部分にコサギが1羽ずつ入り込んでいた。
カワウに追われて逃げ込んでくる小魚を待ち受けているのだろうか?
しばらく見ていたが実際に小魚を捕まえるところは確認できなかった。
カワウがいなくなると、コサギたちはのんびりと日向ぼっこのようだ。
これは2020年1月に撮影した写真。
カワウに追われて逃げ込んでくる魚を目当てに、コサギやアオサギやダイサギが岸近くに集まっている。
少しでもいい場所を確保するためだろか、コサギたちが激しく威嚇し合っていた。
カワセミもおこぼれを狙っているらしい。
この写真の時はカワセミは飛び込まなかったが、先日はカワウとコサギたちがにぎやかに餌を取り合っているそばで、カワセミが何度も飛び込む姿を目撃した。
カワセミ撮影用の超望遠レンズではこうした光景をうまく撮影出来ないので、最近はコンパクトカメラを持ち歩いているのだが、思うような写真は未だ撮影出来ていない。
それでは、また…