長府の功山寺さんにお墓参りをして、
楽しみにしていることがあります。
お墓は本堂の背後の山に抱かれていて、
小さな山道を、ひたすらのぼって向かいます。
そして、ご先祖様に手を合わせた後、
晴れやかな気持ちで、今来た道を降りる時、
馬関の海が胸に抱いている
満珠・干珠が見えるスポットで立ち止るのです。
馬関の海で沢山の歴史を見てきた満珠・干珠は
いつもそこにあります。
私が幼少の時から変わらない風景。
長府の人達にとって愛しい存在が、
そこにもあるのです。
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馬関でまっちょるそ / 著者
ギャラリー 玄禎(げんてい)
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(kaikyotamachanに載せている絵は著作権により転写はおひかえください)m(__)m