日本通信は、NTTドコモのFOMAネットワークを利用するデータ通信端末「Doccica」(ドッチーカ)を3月23日に発売する。チャージ式のプリペイド方式を採用し、課金は1分10円の従量課金となる。端末価格は1万4800円で、500分(5000円相当)の通信時間がチャージされた状態で販売される。チャージした通信時間は、有料の公衆無線LANサービスにも利用できる。

 今回発売される「Doccica」(MF636)は、ZTE製のUSB接続型データ通信端末。通信エリアはNTTドコモのFOMAネットワークエリア。HSDPAに対応し、下りの最大通信速度は7.2Mbpsで、microSDHCカードスロットも備える。端末購入時にチャージされている通信時間の有効期限は、最初の接続から90日。

 利用料金はパケット課金ではなく、分単位の従量課金制を採用し、1分あたり10円。プリペイドのチャージ式を採用しており、あらかじめ通信時間を購入・チャージして利用する。接続したパソコンからオンラインチャージが利用可能で、オンラインチャージのページは通信時間が残っていなくても接続できる。決済はクレジットカード。チャージは1000円で100分、2000円で200分、3000円で300分、4000円で400分、5000円で500分、1万円で1000分の6種類が用意される。

 通信時間には有効期限が設定されており、100分~300分(1000円~3000円)のチャージでは、それぞれ最初に接続した時から60日、400分~500分(4000円~5000円)は90日、1000分(1万円)は120日が有効期限となる。なお、300円で有効期限を30日延長することも可能。通信時間の有効期限が切れると、利用していない通信時間は消滅する。また、有効期限が切れた場合、端末のSIMカードカードに割り当てられた電話番号が無効となるため、今後案内される予定のSIMカードを購入することで再度利用できるようになる見込み。



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