漫画家の水木しげるさんが
以前放送されたNHKの『漫画家夫婦の旅路』
という番組の取材中に語っていた言葉。

とても印象に残ったシーンがありました。
下記はそのときのお話です。


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貧乏時代があって
こういう風に我慢していれば
金持ちになれる…
と思って、はじめて元気になれる。
この苦難をあれすれば
金持ちになれると思って
一生懸命に描く。
で、…金持ちになったけど…
大したことない。
あんまり幸せじゃない。
同じように仕事をしている…。
金持ちになったから
ぼた餅が四つ食えるとかってわけじゃない。
三つしか食えないですよ…
みたいなもんでね。
やっぱり幸せには限度があって
ちゃんと神様が決めてるようですね。
だから人間的に勝手に考えて
三倍も四倍も幸せになれるだろうってのは
やっぱり夢ですよ。
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特に、ぼた餅の例えは
とてもユーモラスで分かりやすい表現。

たとえユーモラスに語っていても
語る言葉の全てに重みがあり
説得力があります。

魅力が褪せない素敵な方でした。




今朝のニュースで、水木しげるさんの訃報を知りました。
きっと、神様の住む世界で、
水木さんが描いた世界の個性的な存在たちと
これからは、楽しい時間を過ごされるのだと思います。
ご冥福をお祈りいたします


人間界での生活、お疲れさまでした。
そして、今日も 明日も ありがとうございます
