真っ白な紙のうえに、黒い墨を一滴。

そうすると、その黒い墨の点は
とても目立ちます。

でも、黒い紙に黒い墨をたらしても
黒い墨の点は目立ちません…。

その逆も当然同じですよね。
黒い紙に白い絵の具を一滴たらすと
その白い点はとても目立ちます。

でも、白い紙のうえでは目立ちません。

黒も白も、お互いによって
その存在をはっきりと見せることが出来ます。
そして、見る者もはっきりと認識し
気づくことが出来るんですよね。



善い人ばかり、良いことばかりの世の中では
その『よい』ことが目立たなくなり
気づかなくなってしまうかもしれません。

敵ばかりで、悪いことばかりの状況にいると
たった一人の優しさを感じる事だけで
そのありがたさに気づきやすく
感謝の気持ちでいっぱいになるかもしれません。


私たちは、
あたりまえに思う慣れ親しんだ環境にいると
見えづらく、気づきにくくなることがあります。

悪い人も、善い人も、
悪い出来事も、良い出来事も、
いろいろあるから見えるものがある。
違う部分があるから気づくものがあります。


私たちが日々を生きて行くなかでは
ときに、あえて悪くなることも必要です。


もちろん、善を尽くすことも大切です。
黒い紙の白い点、
白い紙の黒い点のように
相反するからこそ、違うものだからこそ

気づき、分かることが
たくさんあるのかもしれませんよね。




今日も 明日も ありがとうございます

