哲学者(肩書きは文筆家)である、
池田晶子さんの著書『~とは』シリーズ。
三冊、読み終えました。



いわゆる哲学的な文体が多いため、
読みはじめは、少し取っ付きにくく、理解に苦労する
そんな感もありましたが、次第に慣れて行き
涙したり、共感を深めたりしながら読めました。

哲学的に『考える』ことを生涯続けていた筆者。
気難しい、変わっている、
歯に衣を着せぬ物言い…等で、
激しい衝突を繰り返した生涯だったようですが
私には、とても温かい人に思えました。
冷静でドライな哲学者の仮面の奥にある素顔は
純粋で、情熱的で、『魂』の記憶に気づきはじめていた…


そんな『人間』を生きていたように感じます。
本の中で、とても印象に残ったページがありました。


魂が犬のぬいぐるみを着ている。
このようなことが書かれていました。

魂が人間のぬいぐるみを着ている。
魂が猫のぬいぐるみを着ている。
魂が犬のぬいぐるみを着ている。
ぬいぐるみを脱げば、みんな同じ。
みんな同じ魂なんだ。
だから、通じ合うし分かり合えるよね。
そんな表現でした。


以前、このブログ記事で
京都の東本願寺で出会った言葉としてご紹介した
『今、いのちがあなたを生きている』
と似た表現であり、同じ意味だと思いました。

私もあなたも、他の生物もみんな
この世では役を演じて生きている。
役柄に衣装、『ぬいぐるみ』を着て生きている。

裸になれば、純粋な『魂』であり
いのちそのもの。
こうやって考えるだけでも
全ての生物が愛しくなるし同じと思える。

我が家のチャッピーは、
猫のぬいぐるみを着ている『魂』。
私は、某男のぬいぐるみを着た『魂』。
脱げば同じ『魂』同士。

人間だの猫だのという違いは無くなる。
来世はお互いに逆のぬいぐるみ着てたりして…(笑

魂の目線で見ると、なんか、いい感じ (^_-)☆


今日も 明日も ありがとうございます

