こんにちは。カイコウカイ クリニックです。
風疹ワクチン接種のお勧めがあり、ご案内致します。
妊娠初期の女性が風疹にかかると、赤ちゃんが先天性風疹症候群をおこすリスクが高まります。
男性女性ともに、インドネシアに来るときに風疹ワクチンを接種したかどうか記録をお確かめください。
先天性風疹症候群とは、胎児のときにおなかの中で風疹ウイルスに感染し、さまざまな障害が起こる症候群です。
三大症状は、先天性心疾患、白内障、難聴です。
日本国内では、海外からの持ち込み例も含め、発生数が多くなっています。
生ワクチンのため、妊娠をしている女性、妊娠の可能性のある女性は、ワクチンを受けることができません。
接種後は、少なくとも2ヶ月間の避妊が必要です。妊娠を考える前に、体調のよいときに早めに接種してください。
成人がかかると、症状(発熱、発疹、リンパ節腫張、関節痛など)が強く出るといわれています。
感染力の強いウイルスで、飛まつ感染をします。気づかないうちに周りの妊婦さんに感染させる危険もありますので、
男性の方も必ず接種して予防につとめましょう。
一般的に生ワクチンは10年くらい抗体価が持続するといわれていますが、この持続期間は個人差が大きいため、注意が必要です。
まだ抗体価が残っている状態で追加接種をしても、副反応が強く出ることはないといわれています。
厚労省より、昭和37年から昭和53年生まれ(定期ワクチン接種開始前)の男性には、自治体から、
指定病院で使えるクーポン券(抗体検査およびワクチン接種)が配布されています。
一時帰国時に対応できる方はご利用ください。インドネシアでは自費接種となります。
クリニックでは、麻疹・風疹ワクチン(MR)を準備しております。
麻疹についても、抗体価が落ちてきますので、この混合のMRワクチンをお勧めします。
インドネシアでは、抗体検査は海外への外部委託となるため高額です。
抗体がない、抗体があるかどうかわからない、または低くなっていると考えられる方は、
抗体検査はしないでワクチン接種を受けることをお勧めしております。
ご不明な点は、クリニックにお問い合わせください。
TEL:021-573-1010
メール:info@kaikou.co.id