健康科学部看護学科主催 インターナショナル看護セミナーにて講演 | カイコウカイクリニック公式ブログ

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こんにちは。カイコウカイ クリニックです。

 

10月26日(土)、西ジャワ州ブカシにあるUniversitas Islam As-Syafi'iyahにて、健康科学部看護学科主催のインターナショナル看護セミナーで当クリニックの小笠原が講演を行いました。看護師、看護学生、大学院生など300人あまりの参加でした。

 

全体のテーマは、【高齢者の自立度と生活の質を保つために、高齢者ケアで看護師が果たすべき役割】で、オーストラリア、インドネシアからのスピーチもありました。小笠原からは、【精神の障害を持つ高齢者への看護】のテーマで、主に高齢者のうつ予防と認知症の方へのかかわりについて話をしました。質問をたくさんいただき、関心の高さがわかりました。 

 

他のスピーカーからの話で、インドネシアの病院が、高齢者が受診したときには、あちこちに検査に回らなくても一箇所ですべての診察検査が終わるような院内環境を整えるように法令が出されたことがわかりました。”高齢者の外来を作らないといけない”、といわれていたことの意味がわかりました。また、介護士の資格認定の話について、看護師の役割との違いを明確にしないと混乱が起こると危惧していることや、現在は、介護士に対しては看護方法や家族への指導、高齢者へのかかわりについて、看護師が指導する立場にあるとかんがえている、ということもわかりました。

 

今後もセミナー報告等で情報発信を継続してまいります。