オアシス | ビートルズやメンバーへのミュージシャンの発言集 The Beatles  影響 評価 

ビートルズやメンバーへのミュージシャンの発言集 The Beatles  影響 評価 

 ビートルズやビートルズのメンバーに対するミュージシャンの発言は今までたくさんありました 。おそらくこれから先もたくさん発言される事でしょう。ここはビートルズが与えた影響を記録していく場所です。


追記しました。

 

 

 

ノエルギャラガー(ソングライター ギター ヴォーカル)

 

 

        2022  アップルミュージック インタビュー

 

 

◎ザ ビートルズのメンバーの誰かとソングライティングについての話をしたことがありますか?

 

 

  ないよ。ソングライティングについては他のソングライターとは話をしないものなんだ。だって、何か話すことがある? 自分の意見としてはソングライターっていうものは誰もが同じで、一部に才能のある人がいるっていう感じかな。それに関してはザ ビートルズのメンバーも自分と同じ感じに見てるんじゃないかなって思って見ているんだ。だから、彼らもソングライターと話をしたくないんじゃないかと思うけどね。

 

 

  (Don’t Look Back in Anger)がどうやって出来たのか、出てくる女性は誰なのか、曲を書いた時のことも、どれもまったく分からないんだと言っても、受け入れてくれないんだよ。だから訳が分からないんだ。その人の人生を救った曲だったりもするからね。分からないけど二日酔いで朝目を覚ましたら曲が出来ていたという感じなんだよ。

 

 

  レイ デイヴィスもミック ジャガーとキース リチャーズも大好きな人たちはみんな、若者のカルチャーにとって重要なアンセムを書いてきた。でも、ザ ビートルズはどうだろう?と考えると彼らはそれ以上のことをやっているんだ。彼らはよりカルチャーにおいて重要な存在で、より多くのことを成し遂げた。彼らはまったくもって一段上の存在だよ。つまりソングライターとしてのポール マッカートニーとジョン レノンはそういうことなんだよ。ボブディランもそうだよね。彼ら3人以降についてはきっと誰もが横並びなんじゃないかなあ。

 

 


     2012

 僕のソロアルバムをみんな、気に入ったみたいだ。ある人はこう言ったよ。(すごくいい。多分、これまでの最高傑作だと思う。これでデヴィッドボウイやポールマッカートニー、エルヴィスコステロと同じレベルになれるわね)ってね。誰が言ったと思う? 僕の母親だ。

 

 

     2020 ヤフーニュース

 

 

「俺は天才じゃない。俺がやってる全ては何事か、あるいは他の人の影響で、俺は天才じゃない。俺は音楽が好きなだけだ。ポールマッカートニーは天才だ。言ってることわかるだろ? モリッシーとボブディランもだし、俺は彼らのファンなだけだ。俺は素材をまとめるコツは心得てるけど、その能力で鼻高にはならねえよ。」

 

(アルバム『モーニンググローリー』について、)「どれもオリジナルじゃない。12曲しかないしな。」 

 

 

 

     2019 NME


    サルフォード ラッズ クラブで90分のトーク セッションに出演したノエル ギャラガーは自身の葬儀でかけてほしい曲を3曲は何かという質問に答えて、「“The End”と“Going Underground”、“Stairway to Heaven”」とそれぞれザ ビートルズ、ザ ジャム、レッドツェッペリンの名曲を葬儀で流してほしい曲として挙げている。

 

   また、ノエル ギャラガーは自身が書いていたらよかったと思う楽曲についても明かしており、次のように答えている。

「(ヘンリー・マンシーニが手掛けた)“Moon River”の時もあるし、(ザ ビートルズの)“Hey Jude”の時もあれば、(ザ ジャムの)“Town Called Malice”の時もあるよ」と彼は明かしている

 

 

 

      2000 ローリングストーン

 マンチェスターの自宅の居間でくつろいでラジオでサッカーの試合を聴いていた時、試合が中断されてジョンレノンが殺されたというニュースが流れてきた。家の中は静かになったよ。ジョンの死は僕より母親に深い傷を与えた。彼女は60年代にティーンエイジャーでビートルズに夢中だった。



 その後時間が経って(ホワイトアルバム)を聴いていた時に(ちくしょう。この男はもう二度と戻ってこないんだ。)って思ったよ。ジョンが残した物は間違いなく100%彼の音楽だ。彼の政治活動や、晩年に時流に乗っていた事なんてまったく僕は興味が無かった。



 ジョンの音楽は完全に時間を超越しているし、もしビートルズにジョンがいなかったら、ポールマッカートニーはビートルズが解散するまで(イエスタデイ)をやらせていたんじゃないかな。
 

 


     インタビュー ニューミュージカルエクスプレス

 僕にとってビートルズは尊敬しているけど、決して圧倒されたりしない存在なんだ。レノンについてはわかるだろう?彼は最高のろくでなしだからね。配偶者虐待、虚言癖、ヘロイン中毒、流行にはいつも飛びついてた。それでいても彼は何かを持っていたんだよ。リアムはジョンについて、毎日話をしたいみたいだ。

 


 それはポールについても言えることだな。ポールマッカートニーは音楽的に僕には重要な人だ。でも僕は圧倒されたりはしない。嫌いだって言ってるんじゃないよ。だって、彼は誰よりもプロフェッショナルに徹していたソングライターであり、ミュージシャンなんだ。もし彼がいなかったら、僕はプロフェッショナルなソングライターとして、今この場所には存在していなかったって事は断言できるだろうね。


 でも彼のそういう所は僕のタイプじゃない部分があるんだ。なぜならポールに対してレノンは(早くギターのプラグを入れろ!馬鹿やろう。俺は今日叫んでやるよ。)って感じだろう?魅力的だよね。

 



◎1996年にポールマッカートニーと初対面した際のインタビュー。



 僕が今日、交通事故で死んでも、世界一幸せな人間として死ねる。

 

 

 

 


      The Sun 2006

 ポールマッカートニーのシークレットギグを見逃したのはホントに残念だった。でも彼女が妊娠してるってことは自分が妊娠してるみたいなもんだ。だから出かけなかったのさ。でもギグの当日に偶然、デパートでポールマッカートニーに会って話す事ができたんだ。その日、セルフリッジで偶然、彼に会ったよ。メンズウェア売り場にいたら、誰かが後ろから結構大きな声で僕に向けて(見ろ!万引きだ)って言ってるのが聞こえたんだ。振り向いたらポールマッカートニーだった。彼に会うのは久しぶりだったよ。


 ビートルズは大好きだし、彼らと比べられるのは光栄だけど、オアシスとビートルズが似ていると感じたことはない。影響を受けているけど、ローリングストーンズやセックスピストルズの方がより近いんじゃないかな。
 

 


        2005年

 オアシスの音楽の基盤が60年代にあるって言う事は、いつでも僕は認めるよ。60年代にあって今は無いものは愛と平和だね。他には。。。そうだ、あの時代のいかした服たち。訳のわからないドラッグ。自由な愛。フラワーカルチャー。ヒッピー。僕は67年生まれだから、なんとなく60年代の香りを感じて育ったんだ。その年は(サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド)がリリースされた年でもあるしね。そういったものがすべてが空気の中に溶け込んでいたってわけだ。

 

 

 

◎あなたにとって史上最高の曲はなんですか?

 


 そうだな。優先順位をつけないでくれよ。思いついたまま5曲上げるから。ビートルズの(ペイパーバックライター)、理由はわからないけど、とても好きなんだ。セックスピストルズの(プリティヴェイカント)。ラーズの(ゼアシーシーゴーズ)。これで3曲だろ。ローリングストーンズの(ジャンピングジャックフラッシュ)。ストーンローゼスの(シーバングスザドラムス)。

 


 理由は言えないんだよ。自分にもわからないんだ。ただ理由も無く闇雲にとても好きなのさ。お気に入りって言う事。それも今日の今の時点でね。(あなたの好きな曲はなんですか?)なんて突然言われても、すぐにはこれだって選べないものだよ。でも、今挙げた曲は僕の人生の一部とも言えるものなんだ。だからとても好きってことだよ。
 

 

      

 

      1999英 モジョ誌

 (素晴らしい曲)って言うのはメロディー次第だ。(ドゥヤーノウホワットアイミーン)は基本的に(ワンダーウォール)とコードが同じだ。だがメロディーが違う。ずばりそういうことだ。歌詞の出来具合がどうだとか、プロデュースのやり方がどうだとか、ギターの腕を聞かせるってことじゃないよ。

 

 

 メロディーで人を感動させればいいって事なんだ。ビートルズみたいにね。(テイクザット)が話題をさらっているだろ?だけど僕にアピールしたのは(バックフォーグッド)だった。

 

 


 僕らのバンドが特別だと思ってないんだ。そこが重要なんだ。大成功したが、僕はすごく平凡な男だ。だからこそ聴く耳があるんだ。
 

 


 
   2011年 インタビュー

◎あなたに一番影響を与えたソングライターは誰ですか?

 


 どのソングライターより素晴らしいのはこいつだ、なんて一人だけ絞るなんて出来ないね。ちなみに影響なんて言葉の意味がピンとこない。僕はニールヤングのサウンドが好きだけど、ニールの様なサウンドじゃない。ボブディランの曲が好きだけど、ボブみたいな曲は書かないだろ?ポールマッカートニーの音楽が好きだけど、ポールの音楽とも違う。わからないよ。誰から影響を受けたかなんてわからない。でも、一人だけ選べって言われたら。。。いや出来ないね。でも僕の言ってる事は分かるだろう?

 

 

 ニールヤング、ボブディラン、ポールマッカートニーの音楽は素晴らしいと思っている。好きなんだけど彼等の音と僕の音は全く違うから影響は?っていう質問の答えにはならないだろうな。でも今あげた3人は特別だよ。大好きなんだ。それから、次に来るのはジョンレノンだね。彼も好きだよ。

 

 


     

 

    バークス 2011年

 ノエルギャラガーが週末(11月27日)、ポールマッカートニーに対面。そのときの感激ぶりを明かした。



ノエルはツアーダイアリーにこう記している。「(サッカーの試合を見た後)すぐにポールマッカートニー(の公演)を見にアリーナだかなんだかに行った。予想してたとおり、彼は素晴らしかった…いつものように。彼にはあの曲たちがある!!!」


 「ショウが始まる前に挨拶することができたんだ!! なんてご褒美だ。こういうことが起きると、僕は小さな子供みたいになっちまう。彼は本物のジェントルマンだった。F**kin' daddyだ!」
 

ノエルギャラガー ティム クリスチャンセンとビートルズの話をする

 


 2011

 傑作というのはすべて時の経過とともにますます偉大さを増すものなんだよ。時代に褪せることがないんだ。『ネヴァーマインド』は今聴いても、ロックの未来のような音を鳴らしているからね。

 


(カートコバーンには)いつも親しみを感じていたんだ。左利きで目が青いし、ザ ビートルズ好きっていうのまで僕と同じで驚いた。『Definitely Maybe』の共同プロデューサーだったマークコイルが当時ニルヴァーナとワールドツアーをしていたティーンエイジファンクラブのサウンドモニターをしていてね。「どうだった?」って聞いてみたら「すごいよ。きっと君も気に入ると思う。クレイジーだけどすごい。」って。ティーンエイジファンクラブのメンバーもカートはめちゃくちゃクールだって言ってたんだ。会う前から何か一緒に出来たら面白いだろうなと思ってた。

 

 


       MTV、1997年

 

  ジョージハリスンはザ ビートルズのソングライターとしては好きだけど、人間的にはマジで嫌な奴だ。もしあったら直接そう言ってやるよ

 

 

 

     2012  

 ロックスターダムは今後誰もロックスターといえるほど稼げなくなるから死に絶えることになるんだよ。みんな仕事に精を出すミュージシャンになり果てるんだね。もう信じられないよ。音楽業界はすっかり様変わりしちゃったからね。俺たちが契約して足を踏み入れた音楽業界なんてもはや存在していないからね


 すごいなと思うのは、60年代に編み出された金儲けとレコードを売りまくるシステムが30年ばかりうまくいった後、たった10年くらいですっかり姿を消してもう二度と再現出来なくなっているってことなんだ」。


 かつてはね、レコード会社のA&Rが才能を発掘しにライヴに通ったりデモを漁ったりして、新人はレコード会社に『チャンスをくれ』と訴えるようなものだったんだよ。でも、もうそういう仕組みじゃ動いてないんだよ

 

 

 

アンディ ベル(オアシス ベース  ライド ギター ソングライター ヴォーカル)

  

 

        ファーアウト マガジン  2022

 

  ポール マッカートニーは、現存する最も偉大なミュージシャンだと私は思う。彼はまた本当の意味で "天才 "という言葉がふさわしい数少ない人物の一人でもある。音楽においての様々な分野での彼の才能は驚異的で、実際にほとんど信じられないほどだ。

 

 

  彼は世界中で彼の音楽に対して正しく愛されていて、尊敬されてはいるが、どちらかと言えば彼は地球上で最も犯罪的に過小評価されているミュージシャンでもあるんだ。なぜなら彼は史上最高のベースプレーヤーだよね。そして最高のソングライティング チームの一員だ。そして史上最高のシンガーの一人でもある。。。そして、彼は常に前進し続けていて、実験することを恐れていないんだけれど、実際には自分自身を喜ばせるために音楽を作っているように感じられるんだ。僕らもそれを共有できるなんて、本当にラッキーなことなんだよ。

 

 

 

 

 

リアムギャラガー(ヴォーカル)

 

 

       2020 NME

 

 

 『アンカット』誌によるインタヴューの中で、リアム ギャラガーはジョン レノンのお気に入りの楽曲として“Beautiful Boy (Darling Boy)”の名前を挙げている。同曲はジョン レノンとオノ ヨーコが1980年に発表したアルバム『ダブル ファンタジー』に収録されているもので、息子であるショーン レノンのために書かれた楽曲となっている。

 

 

  リアム ギャラガーは“Beautiful Boy (Darling Boy)”について、2000年発表のオアシスの4作目のアルバム『スタンディング オン  ザ ショルダー オブ ジャイアンツ』に収録されている“’Little James”に影響を与えたとして次のように語っている。

 

「“Little James”は“Beautiful Boy”と“Hey Jude”に影響を受けていてね」と彼は語っている。「“Beautiful Boy”からの影響が大きいかな。魂を持っている人であれば、家で休んでいる時に子供を抱きしめる日があるということに気付いてもらえると思うんだけどさ。それを批判する人がいるとしたら、そいつは心がないか、人生の意味を知らないんだろうね」

 

 

 

 


 レノンと共に過ごす時間があったとしたら自分の気持ちをコントロールできたとは思えない。じっと見つめて怖がらせるかもな。どうだろ、恐らく一緒に寝るとは思うよ。
 

 


プレイボーイ 2011

ジョンにもし会ったら、おそらく舐めるだろうね。


 

 ヒーローはジョンレノンしかいないだろうね。 歌声と彼の曲。彼はまさに一番格好がいい冴えないやつなんだ。ビートルズには17の時にはまった。イマジンやレノンの戯言をテレビで見てたけど、みんなよくわからなかったよ。そして(アクロスザユニバース)を聞いて始めて感動して、レコードを買いに行った。コレクションアルバムを持って帰って、レコードにあわせて歌ったことを覚えている。一番好きなのは彼の声だ。彼の政治的な姿勢にはあまり興味が無い。ユーモアとあの歌声が好きなんだ。シンガーとして100パーセント影響を受けたよ。でもどういう風にかと聞かれたならわからないな。でもレノンによって僕はシンガーになりたいって思った。それまではサッカーばっかりやっていたよ。


 ジョンレノンのイマジン。あの曲の歌詞も好きだし、メロディーも好きだし、ピアノも好きなんだ。 ジェントルでとても優しい所が好きだ。聴いていると夢の中をただよっているような気分になる。

 

 

 

 ジョンレノンは僕にとってすべてを意味してるんだ。ソングライターとしてはポールマッカートニーより上だとは言わないし、どっちも違っていてそれぞれにすごいと僕は思う。ただ、僕にとってはジョンの方がもうちょっと美しくてもうちょっと狂ったところがあるから、僕はジョンが好きなんだ。


 ポールマッカートニーはノエルみたいなんだよ。つまり、やさしすぎるんだよね。ジョンはねじくれたところがあって、僕はそういうのが好きなんだ。特に一番好きなのはジョンの声なんだよ。話してる時の声も大好きだよ! あの声ってファッキンメガ級にすごいよ。でも、歌っている時の声がやっぱり一番だな。政治的な意見はどうかって? どうでもいいね、政治なんて興味ないから。でも、そのほかのすべて、ジョンが歌っている声、ジョンの曲、そしてジョンの言葉、これは僕には世界そのものなんだ」

 

 

 

 

 ソングライターとしては誰もジョンの域に達したやつはいないとも思うし、そんなこともないんだろうとも思うよ。リーメイヴァースは近いところまでいったけど、また、別な方向に行っちゃったからね。僕の兄貴は結構いい線行ってるけど、ジョンが持っていたあのファッキン狂気みたいなものがないんだ。兄貴は普通のやつでしっかりした曲を書くってもんで、リーメイヴァースの方は狂気が過剰だったっていうか。
 

 

 ジョンはそういうものを全部以上に持っててさ、それでまた別なところに行っちゃうんだよね。常にそういうことが起きてるわけで、だから絶対に飽きが来ないんだよ。ジョンについて退屈になって来たっていう時は、それは自分自身について退屈になってきてるってことになるよね。僕は自分について飽きたことなんてないからな。

 

 

 

      NME2017

 

 ポールマッカートニーとは何度か会ってるんだけど、夢のように素晴らしい人だね。最後に会ったのはロイヤルアルバートホテルだったんだけどさ。彼は『なんでいつもせっかちなんだ? 座れ、座れ』って感じでね。座ると、『マルガリータ好きだっけ?』って言ってくれてさ、『ええ、でも、出かける前に食べてきたので、今は食べないです』って俺は答えたんだけどさ。

  彼は『飲み物だよ。バカな奴だな』ってね。俺はてっきりピザのことを言ってくれてるのかと思ったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポール マッカートニー インタビュー

 

◎現在活躍している中で あなたの影響を受けていると思われるアーティストはいますか?



 全く同じではないけど、スティングにはある意味で僕に近い要素があると思う。ちょっとした嗜好なんかがね。もう少し前だとビリージョエルに同じような色を感じるね。オアシスの曲の中にはビートルズの影響が色濃く表れたものがある。リアムはジョンに、ノエルはちょっと僕に近い所があるんじゃないかな。