発芽に成功したパキプスの実生



  【簡単・ヒーター不要】私が実践した種まき方法を紹介します



おはようございます。RIPPAのタカちゃんです。

今回は私が実践している種まき方法についてご紹介します。


  ※種まきをする前の注意

種には発芽の温度があり、その温度に到達しないと発芽率が下がってしまいます。

今回は1週間を通して最低気温が10度以上、最高気温が20度を超えそうなので種まきをしました。


  パキポディウムグラキリスとアガベパリーの種をまきます

こちらはseed stockさんで購入した種です。

パキポディウムグラキリスの種を買ったのですが、モニターとしてアガベパリー(吉祥天)の種も付いてきましたので、両方撒こうと思います。

こういうモニターサービスって嬉しいですよね。



  まく前に種の下準備をします

発芽率を高めるためにメネデールと、種のカビを防ぐためにベンレートを使用します。




メネデール、ベンレートを水で薄めた液に12時間浸したのがこちらです。早くも発芽が始まっているグラキリスがいます。

この液は腰水に使用するので捨てないでください




  いよいよ種まきを始めます

鉢はプレステラ90を使用します。Amazonでは定価より高い値段で売っていたりしますが、私はコーナンで見つけて買いました。腰水用のトレーはダイソー商品です



水捌けをよくするのと、土が漏れるのを防ぐために軽石を敷き詰めます。底が見えなくなる程度を目安にしてます



さし芽・種まき用の土を入れます。

種にカビが生えるといけないので、清潔で保水性がある土が良いと思います。



芽が潜り込みやすいように、バーミキュライトをかけます。



土を熱湯消毒します。ケトルで沸かしたお湯をコーヒーを淹れるように注いで消毒します。

トレー内に出たお湯は全て捨てます。



土が冷めるのを待ちながら、マグァンプKを表面にふりかけます。






土が冷めたら種を巻きます。
光を当てるために土は被せません。
種を浸していたメネデール、ベンレートの液をトレーに注ぎ腰水します。



湿気を保つためにラップを軽くかけて、以上で完成です。



  置く場所、管理方法について

私は直射日光の当たらない、リビングのカウンターの上で管理しています。
朝晩に霧吹きで湿気を保ち、2日に1回は腰水を替えます。(ベンレート等は入れず普通の水に変えています。)
発芽した芽が当たってしまうので、ラップは1〜2日で外します。


以上です。


こちらの種がどうなったのか、随時アップデートしていきます。

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パキポディウムやオペルクリカリアの育成、実生など塊根植物の世界について書いていきます。また鉢造りも始める予定なので、気になる方はフォローお願いします。