私自身は給料の保障がどうなるか不安はあるものの、夫の心と身体の状況を考えると今の仕事は9月いっぱいでいいのではないかと思っていた。


昨日この先の事を少し話した時に、夫は正直に『3月まで働ける自信が無い』と打ち明けてくれた。正直な気持ちを聞かせてくれて嬉しい反面、そこまで追い詰められている夫を見るのは本当につらかった。そこで私も『私もね、そう思っていたわ。』と伝え、9月末までの前期の授業だけは全部やり遂げるよう努力しようと話し合った。


そこでその後の話。


①退職条件が良い場合

たとえば9月末で辞めても3月末までの年俸分は払いますよ、とか給料は9月末までしか払いませんけど退職金を少し用意しますよ、とか、そんな(ほとんどありえない)好条件が出るなら9月末で辞めよう。


②条件が悪い場合

3月末まで所属して、任期満了で辞めよう。


しかし②場合は、10月から休職したらどうか、と勧めてみた。すると夫はそこまでは考えていなかったようだが、喜んでくれた。『正直あの学校の誰とも顔を合わせたくない。もう誰の事も信用できない。』それはそうだと思う。休んで4月から働けるように心と身体を休ませた方が良い気がしてならない。


この考えを労働基準監督署の方に言ってみたら、『まず就業規則を調べて、病気での休職は何カ月可能でその時給料はどのくらい保障されるのか調べた方が良い。それから休むのが得策かどうか、手続きしていけばよいだろう。』と教えていただいた。


私の気持ちは休職→無理やり退職させられるというシナリオで動いている。いずれにしても即失業保険に該当する方法をたどっていくつもりだ。


食欲はまったくないし、突然泣きだす日があるかと思えばおしゃべりが止まらない日もあったり、眠れないと訴えたり、もう数か月前までの夫の姿は無い。


早速夫に連絡し『総務から就業規則をもらっていらっしゃい』と指示。しかし夫の所属するキャンパスではそういう書類は保管していないとのこと、幸い明日教授会に出かけるキャンパスの総務にでは就業規則を取り扱っているらしい。


というわけで、夫に代って総務に電話。『明日教授会に出かけますので、その際就業規則を1部いただきたいので、用意しておいてください。』とお願いする。総務の若い女の子ちゃん。『はーい、わかりました。では誰でもわかるようにしておきますので、総務にいらしてください。』との事。


明日夫が就業規則を無事に持って帰って来たら、休職に向けて対策を練る予定だ。