労働基準監督署から教えていただいた書類作成について、内容を列記したが、万が一大学関係者がこのブログを見たらこちらの次の一手を見せることになってしまうので、この公開は話し合いが済んでからにしたいと思う。スミマセン。


この文を書いている間にすずめ学部長からメールの返信を受ける。


3日キャンセル了解。次回は条件面の話などあるので、メールではやりとりしたくない。直接会って話がしたい。さらに8月末までに意思を決定してもらわないといけないので、それまでに会う日程を調整したい。とのこと。


うかつに今日会っていたら、条件を提示され、サインする事を強要されていた可能性もある。


労働基準監督署の相談員の方からも言われたが、サインは一度してしまったら撤回出来ないので、ゆっくり時間をかけて結論を導くようにとのこと。一時の感情で『辞めてやる!』としてしまうと、結局損をするのは雇用されている方なのだろう。


次回の希望日程をメール返信で提示した際に、私の同席もしくは第三者の通訳を雇う事を希望した。これについてどう返答がくるか。同席は相談員の方からも勧められた。作成した書面への書き込みは日本語が分かる人が書いた方が良いとのこと。


やはり大学側は着々と夫を辞めさせる道を固めてきているのだ。


夕べも夫と話し合う。『無理やり1年契約を更新したところで、また契約解除の話がでるだろうし、嫌な思いをしてまで働く環境なんだろうか。』と言ってみた。もちろん子どもも無く、夫ももっと若ければいくらでも仕事はあるだろう。また人は『仕事を選んでいられる場合じゃないでしょ、何でもいいから働けばいいじゃないか。』と言うかもしれない。しかし研究者としてやりたい事が目の前にある人に向かって、『そんな研究あきらめなさいよ』とは言いたくない。いま夫がしようと準備している研究はいつか世間の人のためになる内容だと信じているので、なんとか研究の環境を見つけ出してあげたいと本気で思っている。そこが今回退職を安易に受け入れられない最大の原因となっている。


次回の話し合いでは先方の言い分を十分に聞きだすことに集中して、合意退職と解雇のどちらの方がこちらとしてメリットがあるか、そこを冷静に判断できるだけの情報を得たいと思っている。


しかし、辞めたあと、仕事はあるんだろうか。やはり不安だ。