夫一人に対し、学校側はすずめ学部長、教務課担当者1名、そしてFD(ファカルティディべロップメント 組織的教育)部長のピンク教授が書記として同席。

私たちの読みは当たった。
このピンク教授が現れた今年4月から夫の立場が急に悪くなっていたのは事実だからだ。このピンクの差し金に違いないと夫確信。ミーティング内容をテープ録音する事への了解をとると、すずめ教務は即OK,ピンクは少々びっくりした顔でOK。

会議の内容をかいつまんでいうと

学則に沿って人事を変えて行かなくてはいけない。今までは問題なく雇用されていても、これからはそう言う事は出来ない。だからあなたとは来年度契約を更新しない、というのが学校側の言い分。

夫の現立場は

ネイティブイングリッシュスピーカー
大学院理工学系修士修了 現在博士課程在籍中
担当科目 教育学部一般教養英語及びTOEICクラス担当
アメリカの大学で英語講師経験あり
2010年4月に講師から准教授に昇格

大学の言い分

夫の専門が英語ではないので、教える資格が無い
小学校教師免許を取らせるカリキュラムにしなくてはいけないので、夫の経歴は該当しない

教育学部所属は大学からの指示
他学部もあるので、教育学部で問題ならば他学部へ転籍も可能なはず(これはまだ大学には伝えていない)

今までピンク教授から受けてきた嫌がらせ

全教授ミーティングで、夫の指導方法が良くないとか、生徒が授業中(トイレや電話など)立って出て行く姿が見られる、これは魅力ない授業のせいだ、と糾弾。それ以降夫はなにかにつけ、問題扱いされ始めているとのこと。

夫の担当クラスの生徒を数名引き連れて、大学近くのカフェでお茶を飲んでいる。偶然夫が入店するとびっくりしつつも、にこやかに対応。この時は何も思わなかったが、生徒から情報を引き出していたに違いない。

夫の言い分

生徒が来る、来ないは大学生なのだから『授業に出ないと自分が困る』という事を学ばなくてはいけない。ピンク教授のような『授業冒頭から出席していないと出席扱いはしない。全授業の何パーセントに出席しないと単位は与えない』などという、まるで高校生を相手にしているような授業こそ、生徒をバカにしている。まして、それを他のクラスにも強要するなんて、言語道断だ。

大学の言い分

何しろ次年度の契約更新はしないから、8月末まで次年度更新を希望しない旨の書類を作成して提出するように、と言われる。(いわゆる退職願を出す事を強要される。)もし8月末までに出さなければ、9月に大学から解雇通知を出すと立て続けに言われる。

夫の返答

考えます。

夫、泣く。眠れず。顔色悪い。