本日で6月も終わり。東京は、梅雨が異常に早く終わり、連日の暑さ。今日、6月30日は亡くなった母の88回目の誕生日。

 

亡くなって満5年。享年83歳。来年は、早、7回忌だ。亡くなる前、2年2か月、本人が一番望まなかった、ただ生きているだけの状態で、病院や施設を転々とさせてしまった。

 

身内誉めになるが母は、若い頃から苦労が多かった。45歳頃から膝を悪くして、58歳で変形性膝関節症で3カ月入院して「骨切り術」手術をしてから杖をつくようになった。

 

60歳で、パートなどの仕事をすべて辞めさせて、国内外に旅行に連れていったり、食べ歩きに付き合わせたりした。10年以上、そういうことを続けたが、さすがに75歳辺りから、歩くのが辛くなったようで旅行も行けなくなった。

 

私が運転免許を持っていれば自動車で連れていけたのだが、残念ながら私は、免許も車も持っていないので出来なかった。

 

私自身、還暦を超えてから、年々、体のあちらこちらが、壊れ始めてきた。60歳で、一切の仕事を辞めて正解だった。

 

今年は、拙宅の庭にあった観音石像を墓所に移設、東大野球部に寄付をして安田講堂に小さな銘板を掲示することが出来た。これも、母に対する供養と自己満足している。

 

37歳で働くの辞めて53歳で脳出血で亡くなった父も困った人だったが、ある意味、可哀想な部分もあった。お金が溜まったら、父も安田講堂に銘板掲示したいと思っている。