15年ぶりに10回目の政治倫理審査会(政倫審)が開かれそうです。テーマはもちろん「政治と金」。強制力はなく、秘密会だそうですから、そんなに期待できませんが、せっかくの場ですから、やってみる価値はあるでしょう。
政倫審というのが衆・参議院にそれぞれあるのは知っていましたが、内容はほとんど知りませんでした。今回、我ながらあきれ反省するのは、自分の無知ぶりです。先日のブログにも書きましたが、今回明らかになった政治の腐敗ぶりは、選挙権を行使する国民の責任であると痛切に感じます。
政倫審はロッキード事件を機に、1985年にできました。これまでどんな成果があつたか、調べるのが面倒そうなので割愛しますが、あまり成果はないようですね。疑惑を持たれた政治家が適当に弁明する場になっている感じすらあります。しかし、たとえ秘密会でひらいても、なにがしかは漏れてくるでしょう。ここでも言いたいのは「国会担当記者たちよ、頑張れよ」。
ところで、今回の政倫審開催はまだまだこれからの与野党攻防を経ることになりますが、一番出て欲しいのは二階俊博さんです。裏金の額が半端ではありません。倫理の問題ではないと言うのなら、二階さんに出てきて話して欲しいですね。それも公開政倫審であれば言う事ありません。カギを握る男、二階さんに期待します。